「トラリピ運用で後悔したことはある?」
運用する前のあなたの悩みを解決します。
私たけは2019年からトラリピを運用していて、2020年にはコロナショックも経験しました。
一気に円高に振れましたし、株も大暴落しましたが、トラリピ運用で後悔してません。でも、後悔している人はたくさん見てきました。
【この記事の内容】
- トラリピ運用で後悔していない理由
- トラリピで後悔する人の特徴
- トラリピで後悔しないためにできること
このブログを見ていただいた方に、トラリピ運用で後悔して欲しくありません。資産を増やしてほしいと願っています。
「トラリピを始めたい!」「トラリピで後悔したくない!!」という方はぜひこの記事を参考にしてください。
2019年トラリピ運用開始。
毎週の運用益をトラリピ運用益の週次報告で公開中。
現状毎月5万円〜10万円程度の運用益
トラリピ初心者の方々向けのブログです。
運用に興味がある方はブックマークしてもらえると嬉しいです!
トラリピのメリットは再現性と公式のオンラインサポート(ZOOM対応)
運用メリットやシステムはトラリピ公式サイトで確認できます。
トラリピ運用での後悔がないのは過去の年間運用益が理由です。

トラリピでの運用益は毎月5万円〜7万円程度で推移しています(2021年下半期)
為替の状況によって、運用益は若干上下動しますが、パフォーマンスとしては満足です。2021年は利益率も年間13%ほどになっていて、過去3年間の実績も好調です。
【過去の運用益】
- 2019年:97,437円
- 2020年:525,391円
- 2021年:536,892円(2021年12月18日地点まで)
※ 最新の運用状況はトラリピの運用実績!運用益の週次報告(2021年〜)でまとめています。
一番のピンチはコロナショックの時でしたが、ロスカットすることはありませんでした。含み損が100万円以上でしたね。
当時の運用額は180万円ほど(正確な運用額は把握してませんが、200万円に届かないぐらいだったのは確かです)だったので、含み損が半分以上。
ドル円がそこまで下がってなかったので、安心材料はありましたが、若干焦りはありました。その時以降は比較的安定的に運用できているので、現状運用を始めて後悔はしていません。
トラリピ運用で後悔したことがない理由

トラリピ運用で後悔したことはありません。
- 運用益が出ているから
- 運用の手間が掛からないから
- 株の下落に好調だから
というのが理由です。
運用益が出ているから
一番大きいのは運用益が出ていることです。
含み損もありますが、過去3年間の運用で運用益は100万円を突破しましたし、毎月運用益も発生している状態です。
トラリピを運用している間に、いろんなことがありました。
- 2019年1月のショック
- 2020年3月のコロナショック
このようなショックも乗り越えて、順調に運用益を増やしてくれています。大損していれば後悔したかもしれませんが、現状は毎年運用益を積み重ねてくれていて満足です。
ロスカットしたという人も耳にしますが、小さなレンジで勝負してしまうとその怖さはあるなと感じました。ただ、私は比較的大きめのレンジで勝負しているので、そう簡単にはロスカットしません。
2019年から現在まで年間の利益率15%前後ですが、平均すると10%に落ち着くと見ています。資産運用としてはそこそこいいパフォーマンスです。
毎週の運用益も公開してますので、興味がある方は参考にしてみてください。
運用の手間がかからないから
トラリピは自動売買なので、運用の手間が掛かりません。
設定した通りに注文してくれるので、私は1ヶ月に1回メンテナンスするだけです。
【私たけのトラリピ手入れ】
- 1ヶ月に1回管理表の確認
- 基本的には設定変更しない
- 設定変更するのは数ヶ月に1回
数分管理画面を見る程度なので、1ヶ月にかける時間は1時間もありません。運用初期は勉強が必要ですが、慣れると時間をかけることなく運用できます。
お金が増えたとしても、メンテナンスに時間が掛かってしまう投資は大変です。仮想通貨や株の売買も行っていますが、放置というわけにはいきません。
トラリピも放置するわけにはいかないんですが、メンテナンスの頻度が全く違います。特に、仮想通貨はなかなか大変です。
本業がある人は投資にそこまで時間をかけられないでしょう。そういった方はトラリピ向きです。運用の時間を最小限にして、まったりと運用するのが私のトラリピスタイルです。
運用の労力を最小限にした上で、運用益も出せているので、トラリピには満足しています。
株の下落時に好調だから(意外と大きい理由です)
私はつみたてNISAも個別株も株価指数CFDもやっているので、株価下落局面では辛い思いをします。売買をあまりしてなかったとしても、つみたてNISAやiDeCoの資産は一時的に減ってしまうんですよね。
また、売買で資産を増やすこともできません。売りでうまくやれるほどの投資センスも持ってませんからね。
そんな時に役立つのがトラリピで、株価下落時ほど為替も動いて、運用益を積み重ねてくれています。株価が下落中も資産を増やしてくれるのは何気に大きいメリットです。
【株価下落時にトラリピが別の動きをすると】
トラリピしかやってない人もそれはそれで注意が必要です。「トラリピ内の通貨ペア分散」「資産の分散(株などへも投資)」をすれば、資産の減り方はだいぶ抑えられます。
また、株安局面では円高になってしまうので、トラリピ通貨ペアは円じゃない通貨ペアから始めるのがいいでしょう。当ブログでは「豪ドル/NZドル」からのスタートにしています。
トラリピ運用で後悔する人の特徴

トラリピで後悔してしまう人の特徴は
- リスクを取りすぎる
- トラリピ一本で運用している
- 途上国通貨を運用する
になっていますので、それぞれ詳しく見ていきましょう。
リスクを取りすぎる
トラリピで後悔する最も多いパターンはロスカットです。1ヶ月の生活費目的で運用すると、リスクがだんだん大きくなっていきます。
どうしても「毎月5万円稼ぎたい」「毎月10万円稼ぎたい」という目標が出てきてしまいますからね。
【リスクが大きくなるプロセス】
- 毎月5万円運用益が欲しいと思ってしまう
- 現在の運用益は2.5万円
- 注文本数を2倍にする
- 大きな為替の動きが出てロスカット
平常時はそれほど値動きが荒くないんですが、変動時の動きは一気に大きくなります。「〇万円運用益が欲しい!!!」という気持ちが先走りすぎると危険です。
トラリピで本当に危なくなるのは2〜3年に1回です。なので、そこまでの期間は「トラリピ楽勝じゃん!リスク上げても問題ないじゃん!」と思ってしまうんですよね。
そして、2年〜3年に1回のショックでやられてしまいます。非常事態でも対応できるように、運用益ベースではなく、過去のチャートベースで設定を組んでいくようにしましょう。
トラリピ一本で運用している
資産運用をトラリピ一本でしているのも後悔の原因です。
トラリピ一本でロスカットしたケースと他の運用もしているケースを比較しました。
トラリピのみの300万円運用 | トラリピ分大きくロスカット →残り資金がほぼなし |
トラリピ200万円 他の運用100万円 | トラリピ分は大きくロスカット 他の運用100万円はダメージなし →残り資金100万円以上 |
トラリピ一本だとトラリピで失敗した時に取り返しがつきません。逆に、仮想通貨や株一本で運用している場合も、取り返しがつきません。
上手に資産を散らして、株が下落したときにどう対処するのか、トラリピが危ないときにどう対処するのか考えておく必要があります。
トラリピの運用に関しては通貨ペアが昔に比べて、だいぶ増えてきたので、トラリピだけでもリスク分散しやすくなりました。
- 以前のトラリピ:円を含む通貨ペアが圧倒的に多かった
- 最近のトラリピ:豪ドル/NZドル、米ドル/加ドルの登場で分散可能に
私自身ロスカットの可能性が低い運用をしていますが、何が起こるかわからないのが投資の世界です。不足の事態に備えて、トラリピの通貨ペアは分散しないようにしましょう。
※ 円を使ったペアに複数分散していても分散効果は小さいです(極度の円高、円安など)。円以外の通貨ペアも効果的に活用しましょう。
途上国通貨を運用している
途上国通貨に投資して失敗したケースも多々見られます。大きな運用益を狙って、途上国通貨に手を出してしまうのが原因です。
- 高金利スワップで大きな運用益狙い
- 値動きが荒さを利用して、大きな運用益狙い
→結果的に大損してしまう
トルコリラは過去5年間ほどずっと下落しています。

途上国通貨は値動きが激しいので、大きな運用益を狙えるわけですが、反対に大損してしまうケースも少なくありません。
途上国通貨で運用する場合は比較的短期で勝負を賭けないといけません。私は比較的長期で運用する予定なので、運用するのは先進国通貨です。
トラリピと他の投資を組み合わせるときも途上国通貨は気をつける必要があります。仮想通貨とトラリピの途上国通貨を組み合わせるとリスクが高いもの同士になります。
トラリピで数年単位の資産形成をする場合は先進国通貨に絞った方がいいでしょう。
トラリピ運用で後悔しないためにはどうしたらいいのか?

トラリピ運用で後悔しないために大切なことは
- 戦略の本質を理解しておく
- 途上国通貨を運用しない
この2点です。
戦略の本質を理解しておく
トラリピと一言でも言っても、いろんな戦略があります。どれが成功でどれが失敗とかもありません。
選ぶ戦略によって戦い方が変わるので、その戦略の本質を熟知することが一番大事なんです。
【このブログの戦略の本質】
- 数年以上の長期運用を想定している
- 含み損は損切りしない
- ロスカット対策は追加資金投入が基本
含み損を短期で損切りして、短期決戦を狙う方法もあります。ただ、その方法は難易度が高め。しっかりトレードできる人が採用する戦略です。
このブログの戦略は長期的に資産形成メインです。5年〜10年単位を見込んでいます。チャイナショックやコロナショックで損切りしない設定です。
トラリピの戦略は自由なので、どんな戦略を構築するかはあなた次第。私はトレードがそれほど得意ではないので、長期的な運用にしています。
途上国通貨を運用しない
途上国通貨は超ハイリスク・ハイリターンです。
そもそもトラリピはある程度リスクを伴うもの。大事なのは超ハイリスク・ハイリターンな投資をトラリピで運用する必要はあるかどうかです。
【運用時に考えないといけないこと】
- トラリピのリスク許容度
- 他の投資との兼ね合い
- トラリピの戦略と投資する通貨ペアは合っているか
私なら超ハイリスク・ハイリターンの運用は仮想通貨でいいのではないかと考えます。
これから伸びていくかどうかわからない途上国通貨と仮想通貨を比べた時、仮想通貨の方が可能性を感じるからです。
仮想通貨でリスクを大きく取っている以上、トラリピでリスクを取り過ぎる必要はありません。
トラリピ運用で後悔しないために他の投資への理解が重要な理由

トラリピで後悔しないためにはトラリピ以外の投資が重要です。
その理由は大きく3つあります。
- トラリピだけでリスクを取ろうとしてしまうから
- 為替のリスクを低減できるから
- 資産をより分散できるから
「えっ?」と思うかもしれませんが、本当に重要なので、確認しておきましょう。
トラリピだけでリスクを取ろうとしてしまうから
トラリピだけしか知らないと、トラリピで運用益を上げることだけを考えてしまいます。
- トラリピしか知らない場合:利益をより多くするべく途上国通貨に手を出してしまう
- トラリピ以外も知っている場合:トラリピ以外でリスクを取るので、トラリピに関するリスクは減る
トラリピ以外の投資も知っていれば「リスクを大きく取るのは仮想通貨、トラリピは抑え気味」という戦略を取ることもできます。
投資は資産配分が重要です。どの投資にどれくらい投資するのかをしっかり考えて、投資すると失敗が少ないですよ!
為替のリスクを低減できるから
トラリピはFXなので為替の変動を受ける投資ですが、為替に影響を受けない投資をしておくことでリスクを低減できます。
将来的には・・・
- 歴史的な円高
- 歴史的な円安
こういう局面が来るかもしれません。
歴史的な円安になった場合、含み損がどんどん大きくなるだけになります。FX以外の投資もやっておくことで、トラリピのリスクを減らせます。
株や仮想通貨、様々な投資対象を知っておくだけでも、視野がだいぶ広がります。1つの投資対象だけだと下落時に対処できません。いろんな投資対象を見ておきましょう。
資産をより分散できるから
投資で大事なのは儲けられるかどうかではありません。
どの投資にどれだけの金額を配分するか決めることです。
アセットアロケーションと言ったりしますが、資産をどのように分散するのかが投資する上で最も重要だと言っても過言ではありません。
⭕️ どの資産にどれだけ投資するかを重視する
❌ 資産が増えるか減るかだけを重視する
「トラリピがダメでも他の資産が増える」「他の資産がダメでもトラリピは増える」というような状況を作っておきましょう。
そのためにはトラリピ以外にも幅広く投資を知っておく必要があります。
まとめ:トラリピで後悔しないためには戦略の徹底と他の投資を知ることが大切

トラリピで後悔しないために大事なことをまとめました。私は2019年からトラリピを運用していますが、後悔したことはありません。
いや、厳密に言えば、コロナショックの時に1日ぐらい後悔しました(結構やばかったので笑)。でも、その後は後悔してません。
【トラリピで後悔しないために】
- 最初はリスク低めの戦略から採用しておく(当ブログは比較的長期でリスク抑えめ)
- 自分で設定を理解できるようにする(最初は真似でOK)
- トラリピ以外の投資も勉強しておく
最初の勉強する段階を乗り越えれば、だんだん運用には慣れてくるはずです。
運用の設定に関してはいろんなプランを当ブログでは解説しています。最初は真似してただいてもいいですが、自分自身で設定を理解することがリスク管理につながります!
リスク面の管理をしっかりして、長期的に資産を増やしていきましょう。