「トラリピでリスクを負ってもいいから、運用益を大きくしたい。年利30%の設定はありますか?」
こんな疑問にお答えします。
結論から言いますと、トラリピで年利30%は可能です。
公式サイトでも年利30%が期待できるプランが紹介されています。
ただ、年利をアップさせるということはリスクも上がるということ。
- 年利30%も可能な公式サイトの設定
- リスクとリターンを考えた運用の注意点
- 当ブログの設定と比較した時の違い
これらのポイントを解説してますので、トラリピで年利30%以上を狙いたい方は最後まで読んでいただけると嬉しいです。
2019年30万円で運用開始。
毎週の運用益をトラリピ運用益の週次報告で公開中。
現状毎月5万円〜10万円程度の運用益
トラリピ初心者の方々向けのブログです。
運用に興味がある方はブックマークしてもらえると嬉しいです!
運用メリットやシステムはトラリピ公式サイトで確認できます。
【大前提】トラリピの年利は15%以上にするとリスク高め
トラリピで年利15%以上はリスクがだいぶ高くなります。
常にロスカットを頭に入れながらの運用になることをご理解ください。
初心者の方が運用するなら、まずは年利10%ほどの設定にするのがおすすめ。年利30%の設定だとどこかでロスカットする可能性が高いです。
年利20%以上の設定は損切りが必須
年利20%以上の設定にすると、どこかでロスカットになってしまう可能性が高いです。
ロスカットする前に損切りするか、ロスカットする前にロスカット金額以上を稼ぎ切る必要があります。
- 年利15%ほどの設定:ロスカットせずに長期運用することも可能
- 年利15%~20%の設定:時と場合による。判断が難しい
- 年利20%以上の設定:どこかでロスカットがくる
ロスカットしてしまうと、せっかくの運用益も台無しになってしまう可能性があります。
年利20%以上は上級者向けの設定です。
それでも年利30%設定に挑戦したい方へ
年利30%プランに挑戦したい方は下記の重要事項を守ってください。
- ロスカットレートを絶対に把握しておく
- 長期運用前提ではないことを理解しておく
- 初心者向けの設定ではないことを理解しておく
- 年利30%プラン運用後の計画をあらかじめ立てておく
- 決して無理をしない
この5つの前提を理解した上で、運用する分には問題ありません。
ただ、「少し怖いな」と思った方は当ブログの年利10%前後で運用するプランからスタートしてください。
最初は小さくリスクも低くスタートして、トラリピのことを理解してから年利を上げていくのでも全然遅くありません。
年利10%~15%ほどの利益率を目指す初心者の方向けプランは下記記事で解説しています。
トラリピ公式サイトの「年利30%設定」はどんな設定か?

年利30%を超える設定は公式サイトで解説されています。
2019年1月2日〜2020年10月30日のバックテストの結果なので、長期間運用した際の年利は誤差が出ますが、高い利益率であることには変わりありません。
豪ドル/NZドル(AUD/NZD)年利30%ダイヤモンド戦略
豪ドル/NZドル(AUD/NZD)年利30%ダイヤモンド戦略の概要は下記です。
【戦略の概要】
- 注文をコアレンジに集中させる
- 2019年1月2日〜2020年10月30日のバックテスト結果の損益は+70万2472円
- 運用資金は100万円
- 利益率は2年弱で30%超え
注文自体はマネースクエアのサイトに登録すると、ワンクリックで注文することができます。
【下記のような画面で注文可能です】

2019年1月2日〜2020年10月30日の運用実績は70万2472円という結果が出ています(運用金額100万円)
年利30%を超えている計算です。
動画での解説もあり(2020年12月1日)
2020年段階の動画になりますが、ダイヤモンド戦略の解説がされています。
2021年現在でもこの動画の範囲内で推移しているため、戦略の変更を行う必要がありません。同じ設定で現状もカバーできます。
このような戦略がマネースクエアに口座開設すると見れますので、この機会に興味がある方は口座開設してみてくださいね。
\口座開設していろんな戦略を見てみる/
トラリピ年利30%設定のデメリット

運用益というメリットがある年利30%超えですが、デメリットもあります。
- ロスカットの覚悟が必要になる
- リスクは高い
- 設定の中身がよくわからないまま発注してしまう
これらがデメリットです。
ロスカットの覚悟が必要になる
狭いレンジで勝負するので、どこかのタイミングでロスカットする可能性は高くなります。
その時に損失を恐れてしまうと、損失額がどんどん膨らんでいくなんてことになりかねません。
ずっとロスカットしない可能性もあるにはありますが、「ロスカットする可能性がある設定なんだ」と理解しておく方が無難でしょう。
ただ、ロスカットそのものが悪いことではありません。下記のようなパターンなら、問題ないです。
- 運用益が積み重なる
- ロスカットの判断をする局面が来る
- 運用益がロスカット金額をすでに上回っている
要するに、ロスカットする前にロスカットで失う金額以上の利益を得てしまおうというわけです。
先に利益を取り切って、ロスカットで逃げ切る覚悟が年利30%設定では必要になってきます。
リスクは高い
勝負に出る戦略なので、リスク的には高いです。
「コツコツ運用したい」という人が採用する戦略ではありません。ただ、比較的短期間で勝負したいという人にはかなり向いている設定です。
- 短期で運用益を大きく出したい
- ロスカットする覚悟はある
- トラリピ以外にも余剰資金を残している
こんな人に向いています。
5年以内でなんとか会社を辞めたい人やリスクを無視して勝負できるだけの余裕がある人は採用していい戦略だと言えるでしょう。
設定の中身がよくわからないまま発注してしまう
公式サイトの設定は真似するだけで設定できるので、トラリピに関してよくわからないままでも簡単に注文できてしまいます。
- ロスカットする必要があるのかないのか?
- いくらでロスカットするのか?
- トラリピの仕組みはどんなものなのか?
こういったことを理解せずに「儲かりそうだから、とりあえずやる!」で注文できちゃうんです。それでいて、そこそこ利益が積み重なります。
メリットでもあるわけですが、危険な要素も含んでいます。
設定をきちんと勉強すれば問題ないんですが、勉強せずとも注文できてしまう点が1つデメリットです。
当ブログのトラリピ設定と年利30%ダイヤモンド戦略の違い

当ブログでも設定を「プラン」と称して紹介していますが、年利30%設定と違いがあります。
- ロスカット方針
- 収益性
- 運用期間
これらが大きな違いです。
当ブログはロスカットしない方針
当ブログの設定は「初心者の方が難しい判断をすることなく運用できること」を目的にしています。
年利10%以上を狙うものではありますが、設定自体は無理していません。ストップロスの設定もなしです。
公式サイトの豪ドル/NZドルダイヤモンド戦略もストップロスはないですが、ロスカットのリスクはあります。
- 当ブログ:そもそもロスカットしない前提+資金効率ダウン(年利10%~20%想定)
- 公式設定:ロスカットもあり得る前提+資金効率アップ(バックテストの結果年利30%以上)
→しばらくはレンジアウトしないだろうと公式は見積もっている
ロスカットありきでロスカット前に圧倒的な利益を上げるのか、ロスカットせずに長期的な利益を取りにいくのかは個々の考え方次第。
自分自身に合った戦略で、トラリピを攻略していきましょう。
ダイヤモンド戦略の方が短期の収益性アップ
豪ドル/NZドルのダイヤモンド戦略は短期間で利益を積み上げることを主な目的にしています。
当ブログの設定は5年〜10年運用しても問題ないような設定にしています。
- 長期運用の場合:当ブログの設定
- 短期間(1年〜2年)での運用益狙い:ダイヤモンド戦略
- 短期から長期への移行:ダイヤモンド戦略→少しずつ取り消し、再設定して移行
一言で投資をすると言っても、いろんな目的があるかと思います。
1年〜2年で大きく運用益を取りたいのか、長期で為替の動きを気にせずやりたいのか明確にして、戦略を決めるようにしましょう。
運用期間は比較的短期
AUD/NZDのダイヤモンド戦略を見ると、下記のような記述があります。
戦略レンジ内に価格が留まる期間の想定が長いほどおすすめです。
コロナ禍の現状、金利差が一方向に広がっていくには時間がかかることが想定される。
→金利差がほとんど無い状態が続くと思われる間(2年程度をイメージ)は、
過去5年の1.01~1.13のレンジを継続するのではないかと予想。
AUD/NZDのダイヤモンド戦略はオーストラリアのニュージーランドの金利差がポイントで、現状では一方向に金利差が広がっていく確率が低く、広がるまで時間が掛かるという考えが根底にあります。
一方、当ブログのプランは金融危機が起こっても運用できるような仕組みです。
リーマンショック以上の前代未聞の危機が起こった場合は話が別ですが、リーマンショック以外は耐えられる想定になっています。
トラリピ年利30%設定は100万円想定。運用金額を増やす方法を解説

公式サイトの豪ドル/NZドルダイヤモンド戦略は100万円を想定しています。
そこから運用資金を増やすにはトラップ本数を2倍にして対応します。
【200万円で運用する場合】
- トラップ本数を計40本で始める(運用を始めてない場合)
- 最初に100万円で運用している場合は追加で同じ注文を20本する(合計40本のトラップ本数)
トラップ本数以外を変える必要はありません。
他の値を変えると違った結果になってしまうので、トラップ本数以外の設定は変えないようにしましょう。
まとめ:トラリピ年利30%は可能。公式サイトに設定あり

トラリピで年利30%は不可能ではありません。
公式サイトにもバックテストの結果年利30%を超えている戦略が紹介されてますが、年利が上がればリスクも上がります。
- どれくらいの期間運用するのか?
- ロスカットしてもOKなのか?
- 投資の目的は何なのか?
こういった点を踏まえながら、数年の短期勝負をする場合は年利30%戦略で勝負するのもありです。
最後は自己判断になりますが、運用益重視の方は年利30%ダイヤモンド戦略を運用してみてください。