「トラリピオススメの通貨ペアを教えてください!」
そんな悩みを抱えているあなたにトラリピでおすすめの通貨ペアと設定は一体何なのかをお伝えします。
トラリピは自分で設定を組むので、何もわからないまま始めると「とんでもない損失確定の設定」になってしまうことも・・・
そうなると多くの資産を失うことになりかねません。
この記事ではトラリピ初心者の方向けにおすすめの通貨ペアと設定を解説。
- おすすめ通貨ペアを選ぶ基準
- 初心者におすすめのトラリピ設定
- 安定させるにはおすすめ通貨ペア以外の運用も必要
この記事のおすすめ通貨を中心に私も運用してますので、ぜひ参考にしてくださいね!
目次
トラリピでおすすめの通貨とはどんな基準で選ぶべき?
トラリピでおすすめの通貨はレンジ内で、大きく動く通貨です。
レンジを飛び出してしまう通貨は含み損が大きくなってしまいますし、全く動かない通貨は利益が出ません。
なので、トラリピにおすすめの通貨ぺアを選ぶ基準は・・・
となります。
一定の範囲内を動くということは通貨同士がお互いに安定的である必要があり、一方が不安定だと半永久的に下落し続けるなんてこともあるんです。
一定の範囲内を大きく動く通貨がおすすめということを頭に入れながら、おすすめの通貨と設定を見ていただければと思います。
トラリピおすすめ通貨ペアはこの2種類(2022年3種類目追加)
トラリピのおすすめ通貨は下記です。
- 豪ドル/NZドル
- 加ドル/円
- 米ドル/加ドル(2022年5月から)
当初は2種類でしたが、2022年5月から米ドル/加ドルが取り扱い開始になったので、3種類になりました。米ドル/加ドルを運用できるようになったのは熱いです。
「豪ドル/NZドル」
「豪ドル/NZドル」は限られたレンジ内で推移することが多く、おすすめの通貨です。
- 限られた範囲内で動く
- 比較的激しい値動きをする
この2つの条件を満たしています。
公式サイトでも初心者向けと取り上げられることも多く、トラリピを運用している人の中でも人気の通貨ペアです。
当ブログでのプランでも豪ドル/NZドルは真っ先に運用する通貨ペアになっています。最初の通貨は大損できないので、豪ドル/NZドルを選ぶのが無難でしょう。
「加ドル/円」
加ドル円も限られたレンジで動くことが多く、リーマンショックの際も含み損が少なく済みました。
他の通貨ペアに比べると、かなり安心して運用できます。
実際にコロナショックの時もそこまで大きく動きませんでしたし、豪ドル/NZドルが登場するまでは一番オススメの通貨でした。
【加ドル/円の特徴】
- レンジ幅が小さい
- 豪ドル/NZドルに次ぐオススメ度
豪ドル/NZドルは日本円が通貨ペアに入っていません。円を通貨ペアの1つの加えたい方は加ドル/円で運用するといいでしょう。
米ドル/加ドル(2022年5月運用開始)
米ドル/加ドルは値動きの幅が大きすぎず、ロスカットしにくい追加ペアです。
トラリピを長期的に運用する上で大事なのはロスカットする確率が低い通貨かどうか。米ドル/加ドルはロスカットの確率が低く、おすすめ通貨ペア。
豪ドル/NZドルもいいですが、それと同じぐらいいい通貨ペアが新たに加わって、トラリピ運用に幅が出ました。
これまではどうしても円を含んだ通貨ペアが多くなりがちで、円安や円高の際のリスクが避けられませんでした。ですが、米ドル/加ドルの運用で、さらなるリスク分散が可能に。
運用おすすめ通貨ペアの1つに加えました。
トラリピ初心者が運用を始める際のおすすめ設定
トラリピ初心者の方に守っていただきたいのは最初は少額で運用するということです。
お金を増やしたいと思うと、いきなり高額を突っ込んでしまったりするんですが、それが失敗のもと。基本的には少額で運用してから、高額運用に移行します。
初心者は30万円設定から
初めてトラリピを運用する方は30万円の少額設定がおすすめです。
トラリピ運用の中では少額で始められるプランですが、最初は少額で始めるt
【最初は少額の理由】
- 思っていることと違うことがあるかもしれないから
- 設定や管理画面に慣れる必要があるから
実際に運用していく中で、トラリピに関するいろんなことを勉強していきます。
トラリピについての理解が深まってから高額運用へ移行しないと、後悔することになりかねません。焦る気持ちを抑えつつ、最初は少額で運用するようにしましょう。
トラリピに慣れてきてから金額拡張
操作方法や仕組みがある程度理解できたから、運用金額を増やしていきます。
運用金額についてはいろんな考え方がありますが、当ブログでは100万円以上の運用プランをまとめています。
気をつけていただきたいのはブログの真似をするのではなく、自分自身でリスクをシミュレーションすることです。
10万円設定と30万円設定は真似するだけでOKですが、100万円以降の設定は自分自身でシミュレーションするようにしましょう。
自分でシミュレーションできない段階で、数百万円単位の運用をするのはあまりおすすめできません。
トラリピおすすめ通貨を「豪ドル/NZドル」「加ドル/円」「米ドル/加ドル」に絞った理由
トラリピおすすめの通貨が「豪ドル/NZドル」「加ドル/円」の理由は下記です。
- 2020年の急変動でも動きがマイルドだった
- 過去の推移からロスカットしにくい
- 新興国通貨ではないから
これらの理由について、詳しく見ていきましょう。
2020年の急変動でも動きがマイルドだった
2020年にコロナショックが起こり、多くの通貨が急激な円高となりました。
ほんの2週間ぐらいで大きな変化があり、急激度で言えばリーマンショックを上回るもの。実際に経験した身からすると、「こんなに1日で値動きするのか!!!」とびっくりしたのを覚えています。
そんなコロナショック時でも、「豪ドル/NZドル」「加ドル/円」の値動きはマイルドでした。
急変動の時が一番ロスカットするので、通貨ペアを選ぶときは急変時の動きに着目するといいでしょう。
【2020年の急激な動きとおすすめ2通貨】
過去の推移からロスカットしにくい
過去10年以上のチャートを見ると、「豪ドル/NZドル」「加ドル/円」はロスカットしにくいです。
仕掛けるレンジから離れるケースが少ないので、他の通貨と比べると過去の実績では安全。トラリピで一番恐れるべきはロスカットで、おすすめの通貨ペアはその可能性を低くできる強みがあります。
トラリピで一番やってしまいがちな失敗パターンは下記です。
【トラリピでよくある失敗】
- 順調に利益を積み重ねる
- より大きい利益を狙ってしまう
- リスクを取りすぎて、ロスカット
失敗を避けやすい通貨が「豪ドル/NZドル」と「加ドル/円」
過去実績からすると、想定レンジを飛び出す可能性が低い通貨ペアだと言えます。
新興国通貨ではないから
新興国通貨を扱うと、含み損が膨らんでいくだけのケースがあります。
一番顕著な例ですと、「トルコリラ/円」です。
【トルコリラ円のチャート】
このようなチャートでは含み損が広がっていくのを待つしかありません。損失だけ増えていってるわけですが、新興国通貨はこのような怖さがあります。
「豪ドル/NZドル」「加ドル/円」は先進国通貨同士なので、安定感あり。一方的に動くことはほぼないでしょう。
トラリピで初心者におすすめではない通貨ペア
トラリピでおすすめできない通貨ペアは
- TRY/JPY
- ZAR/JPY
この2つです。
TRY/JPY(トルコリラ/円)
TRYとJPYはダラダラ下落しているので、トラリピ向きではありません。
レンジ内で上下するのがトラリピの理想なので、ダラダラ一方的に下落していく通貨は運用しないようにしましょう。
FXに強い上級者向けの通貨ペアです。
ZAR/JPY(南アフリカ/円)
ZAR/JPYもトラリピ初心者におすすめできない通貨です。
先ほどのトルコリラ円と同じく、長期でダラダラ下落しています。
上記画像は過去10年のデータですが、10年間ダラダラ下落しているので、一方向にトラリピを仕掛けないといけません。
- 一方向にトラリピを仕掛ける
- 外れた場合の含み損が大きくなる
- トラリピに向いていない
一方向に動く通貨はあまりトラリピ向きではありませんので、ZAR/JPYも運用しないようにしましょう。
トラリピの通貨ペアを選ぶ基準
トラリピの通貨ペアを選ぶ基準は下記です。
- 長期でレンジ相場になっている通貨
- 暴落時の値動きが大きすぎない通貨
順番に詳しく見ていきましょう!
長期でレンジ相場になっている通貨
トラリピを長期間運用するには一定の範囲で上下動していることが大事です。
先ほど南アフリカ円で出したようなチャートでは運用が難しいので、レンジ相場になっている通貨ペアを探す必要があります。
この記事でおすすめの通貨ペアと書いているものに関しては2022年段階では全てレンジです。
【レンジ通貨ペアを探すコツ】
- 先進国通貨同士
- 長期のチャートをしっかり見る(20年単位)
- リーマンショック、コロナショック時の値動きを見る
株の大暴落時に為替も動きやすいので、リーマンショック時の動きは特に観察しておく必要があります。暴落期間も含めて、レンジになっていれば問題ありません。
暴落時の値動きが大きすぎない通貨
暴落時の値動きにも注目です。
先ほどリーマンショックを例に挙げましたが、リーマンショック時の値動きが小さな通貨ペアの方がロスカットの可能性は低くなります。
過去5年のチャートなどを見る人もいますが、リーマンショック時のチャートは必ず確認しておきましょう。
【リーマンショック時のチャートを見ておけばいい理由】
- リーマンショック時以上はなかなかないから
- リーマンショック時の値動きを参考に、設定できるようになるから
100年に1回の金融危機などと言われましたが、リスク管理はしっかりしておくに越したことはありません。「過去5年」などという根拠のない期間で判断しないようにしましょう。
「過去5年」「過去10年」は区切りがいいだけです。この見方は危ないので、本当に注意しましょう!
トラリピはおすすめ通貨ペア以外も運用した方がリスク軽減する理由
当ブログのプランでは最終的に、7つの通貨ペアで運用する方針になっています。
なぜおすすめ通貨以外にも運用しているかと言いますと、リスクを低減するためです。
各通貨ペアの動きがバラバラになる
通貨ペアを分散させると各通貨ペアの動きがバラバラになり、対処しやすくなります。
下記の2つのケースを想像してみてください。
- 2つの通貨を運用しており、どちらもロスカット寸前
- 7つの通貨のうち2つの通貨がロスカット寸前
同じ100万円を運用していたとしたら、①のケースはかなりしんどい判断を強いられます。
おそらく「分散しておけばよかった」と後悔することでしょう。
全部の通貨ペアがロスカット寸前になるほど、怖いものはありません。
「運用している通貨全てがロスカット寸前になる」という怖い事態を回避するためにも、通貨は分散しておきたいところです。
特定の通貨に異変が起こっても対処できる
仮に最もおすすめの通貨「豪ドル/NZドル」を揺るがすような事態が起こったとします。
オーストラリアやニュージーランドの経済を揺るがす事態がそのような事態に当てはまるわけですが、複数通貨ペアを運用していると1つの通貨の異変に事態に対処しやすいです。
【なぜ対処しやすいのか?】
特に、③のメンタル的な要素は大きく、実際に含み損がどんどん膨らんでいくと、冷静に対処できなくなる人が多いです。
個々の性格によってだいぶ変わってきますが、冷静な対処は超重要。
資金に余裕が出てきたらおすすめ通貨ペア以外にも拡張していきましょう。
利益が積み重なるタイミングがズレる
特定のペアだけを運用すると、「ある時期だけ利益が大量に発生し、ある時期だけ利益が発生しない」なんてことが起こり得ます。
世界的に為替の動きが落ち着いてる時はどの通貨ペアも利益が発生しなかったりするんですが、それでも分散した方が利益は順調に積み重なります。
【通貨分散する時に起こる動き】
- 通貨ペアによって動きが若干違う
- 利益のタイミングが少しズレる
- 定期的に運用益を得やすくなる
1つの通貨に集中するよりも安定感あり。
ただ、トラリピはどの通貨も金融危機など為替が大きく動く時に利益が出やすく、為替の変動があまりない局面では利益が出にくいという性質があります。
株価急下落時の方がトラリピの運用益が増える傾向です。
トラリピ初心者向け設定を公開中
初心者の方は30万円設定から始めて、運用額をだんだん増やしていくのが理想です。
いきなり高額で運用してしまうと、思わぬリスクがあったり、運用に向いていないことがわかったりします。高額運用してしまってからでは遅いので、まずは少額運用で確認しておきましょう。
30万円より少額な「10万円コース」も用意しましたが、ほとんど運用益が出ません。
- 10万円コース:少額だけど、運用益がなさすぎて、運用の効果を実感できない
- 30万円コース:それなりに運用益が出る
30万円でも少額なので、運用益自体は少なめですが、10万円コースはほぼ運用益が出ない状態になります。トラリピをしっかり経験したい方は30万円コースからがおすすめです。
当ブログに書いてある設定に関しては下記記事で記載してますので、一度読んでみてください。
まとめ:トラリピおすすめ通貨ペアは3つ!一番おすすめは「豪ドル/NZドル」
トラリピおすすめ通貨ペアは2つ。
- 豪ドル/NZドル円
- 加ドル/円
- 米ドル/加ドル
このいずれかでスタートするのがオススメです。当ブログのトラリピプランでも、この2つの通貨ペアは真っ先に運用を開始します。
また、トラリピ初心者向けのおすすめ設定は「30万円初心者おためしプラン」です。少額からスタートして、運用に慣れていきましょう。
今月からでも運用益が得られるトラリピ。
2019年からの運用で、累計売買損益+100万円突破
毎月コツコツ運用益を得ています。