「トラリピは両学長が反対しているけど、なぜ始めているのか?」
このポイントをトラリピを運用している私たけがお伝えします。
結論を言いますと、将来のための運用だけでは自分の夢が実現できないと考えたからです。
私の夢は在宅収入生活を実現すること。
すでにブログ収入で達成はできていますが、ブログ収入は浮き沈みが激しいので、安定的ではありません。
そこで、トラリピを運用することにしました。
この記事ではトラリピを運用するに至った経緯と両学長の見解を紹介します。
目次
トラリピに対する両学長の意見の考察:運用反対の理由
両学長は上記の動画で、トラリピ運用を反対しています。
その主な理由は下記です。
- 受験設定の難しさ
- レバレッジ
- 暴落は突然だから
これらの理由について、詳しく解説します。
条件設定の難しさ
トラリピは良くも悪くも設定次第です。
なので、投資の知識がない人が設定すると、大損してしまう可能性があります。
上級者でもより大きな利益を狙って、リスクを取り過ぎてしまうことも。
- レンジ幅を広く取る
- 含み損は意識しない
- 過去の暴落に耐えられる値幅
ロスカットしないためにはこの3つを押さえることが重要です。
私の設定は過去の暴落を加味した設定になっていますが、設定前はできるだけ過去の暴落チャート見るようにしましょう。
レバレッジ
FXはレバレッジがかかる投資です。
なので、当然リスクは大きくなり、投機的な要素が強くなります。
両学長の動画では投機を推奨していません。
レバレッジがかかる投資=投機だと判断して、両学長は反対しています。
動画のスタンスをか下記にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
【両学長の動画の基本的なスタンス】
暴落は突然やってくる
トラリピで損失を出してしまうケースのほとんどが暴落時のシミュレーション不足です。
暴落はいきなりやってきますが、私は過去の暴落時のチャートをしっかり眺めておけば対処可能だと考えました。
【損失が出やすいチャートの見方】
- 過去5年のチャートなどキリのいいスパンでしか見ていない
- 最近のチャートの動きしか見ていない
過去5年のように時間で区切るのではなく、過去の暴落チャートを追っていけばOKです。
暴落時にどのような動きをするのか把握してから、運用するようにしましょう!
- 条件設定は自分次第で、その設定をどうするかが難しい
- 暴落は突然大きくやってくるので、初心者には対処が難しい
- レバレッジは投機になるという理由で反対
→でも、私は運用しました。その理由をここから解説します。
トラリピに対する両学長の意見を知りながら、運用に至った理由
両学長の動画は2018年ごろからずっと見ていますが、それでもトラリピの運用を決めました。
その理由は下記です。
- 両学長の運用は今の生活が楽にならない
- 時間を掛けずに資産を増やせる
- 資産を年利10%以上で増やす期間が必要だと考えた(短期間)
- レンジ幅を広く設定すればいいと考えた
- 他の投資と分散することができたから
これらが理由でトラリピ運用を決めました。
両学長の運用は今の生活が楽にならない
両学長の動画のスタンスは「小金持ち」です。
つみたてNISAで老後の資金は楽になりますが、今が楽になるわけではありません。
「今を我慢して将来を豊かにする」という考え方です。
早めにセミリタイアしたい人がつみたてNISAを続けても、達成は難しいわけですね。
- 今を楽にするのか?
- 老後を楽にするのか?
この2つを考えた時に、40代あたりには楽になる人生にしたかったので、トラリピ運用を決めました。
考え方次第なので、どのやり方が正しいとかはありません。
早く人生を変えるには投機的な投資もしないといけないと判断しました。
時間をかけずに、資産を増やせる
トラリピのような自動売買は時間を掛けずに、資産を増やせるのがポイントです。
一度設定してしまえば、あとは自動で買ったり売ったりしてくれるので、たまに設定を見ればいいだけ。
時間を取られないで済むのが1番のメリットです。
【時間を掛けずに資産を増やすメリット】
資産を年利10%以上で増やす期間が必要だと考えた(短期間)
在宅収入だけで生活することを考えると、ハイリスクでも勝負しないといけない期間が必要だと考えました。
5年も10年もハイリスクで勝負し続けるわけにはいきませんが、2年〜3年はハイリスクで頑張る期間が私には必要だったんです。
【運用する上で考えたこと】
- 数年間はハイリスクで頑張る投資が必要
- だんだんリスクを落としていく
- 将来的には積み立て系の投資を中心にする
将来のために積み立てるだけでは資産形成しきれないと判断しました。
「運用益だけで生活する」という目標を達成するために、年利10%以上を狙えるトラリピ運用を決めたんです。
レンジ幅を広く設定するようにしたから
私の設定ではレンジ幅をかなり広く設定しています。
2020年の暴落やチャイナショックには耐えられる計算で、リーマンショック時のみ耐えられない計算です。
最終的にはリーマンショック級がきても、耐えられるような金額を入金します。
幅広いレンジで設定すると、次のようなメリットがあります。
- 普段の為替の動きをそれほど気にしなくてよくなる
- 暴落でロスカットしにくくなる
資金効率は落ちてしまいますが、それでも年利15%ほどが狙えるので、リターンとしてはいいです。
過去の暴落を踏まえて、設定を作ることでロスカットの確率はだいぶ減らせます。
他の投資と分散することができた
トラリピ以外にもいろんな投資を実行しています。
- 個別株投資
- つみたてNISA
- 仮想通貨
- 株価指数CFD
他にもたくさん投資をしていますが、いろんな投資に資金を分散できたこともトラリピを始めた要因です。
仮にトラリピのみを運用していた場合、トラリピがロスカットになるとほぼ全資産を失うことになります。
他の投資と分散することで、ロスカットされても資産自体は残るので、トラリピ運用を始めても問題ないと判断しました。
トラリピ運用に関する考え方とプラン
トラリピ運用に対する考え方は次のとおりです。
- ちょっとやそっとでロスカットしない設定
- 年利15%前後を狙う
- 練りに練ったプラン
運用するにあたって、練りに練ったプランを運用しています。
ちょっとやそっとでロスカットしない設定
私の設定はちょっとやそっとでロスカットしません。
ロスカットするとしたら、リーマンショック並みの金融危機が訪れた時だけです。
100年に1回の危機と言われたリーマンショックのような事態にならない限りはロスカットしないですし、今後はリーマンショックが起こってもロスカットしないような金額を入金する予定です。
- 最初はリスク高めの運用
- だんだんリスクに対する耐性を高めていく
- 最終的にはリーマンショックにも耐えられるように入金
運用に慣れてだんだんリスクを高めていく人がいますが、それは危険です。
ロスカットの可能性をゼロにできませんので、常にリスク管理を徹底するようにしましょう。
年利15%前後を狙う
トラリピを運用する以上はつみたてNISAなどよりは大きな運用益を狙っていかないといけません。
なので、年利は15%ほどを狙っていきます。
【トラリピで実現できること】
- つみたてNISAよりも高い利益率(設定次第)
- セミリタイア・在宅収入生活の実現
- 売り買いの判断を無くせる
私の場合はつみたてNISAもトラリピもやっています。
少し早めに資産形成をするためのトラリピ、将来の資金のためのつみたてNISAです。
練りに練ったプラン
当ブログではトラリピの設定を公開しています。
いろんな設定を試した結果、ロスカットしないことを重視したプランを資金別に作っています。
当ブログのプランの特徴は下記です。
- 公式サイトより利益率は少なめ(公式サイトはロスカットを含めて運用益を出す狙い)
- ロスカットしないことを第一に考えている(ロスカットの可能性はゼロではありません)
→プランの中にはハイリスク・ハイリターン用の設定もあり(各記事に記載) - 目的に応じて、プランを使い分けることができる
ロスカットしないことを重要視しているので、つまらない値動きをするときもあります。
ただ、つまらない動きの時に無理に設定を加えないようにし、とにかく負けないことを重視しました。
各プランは下記から見れますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ:トラリピ両学長の意見は真っ当!ただ、セミリタイア目的ならトラリピも必要だと判断
両学長は「投機になってはいけない」と断言しています。
そのため、将来のために少しずつ資産を増やす投資を推奨していますが、今の生活が楽になるわけではなく、将来が楽になる方法です。
私はもう少し早く在宅収入生活に移りたかったので、トラリピ運用を決めました。
【トラリピ運用を始めた理由】
- 将来ではなく、セミリタイア(在宅収入生活)を目指したいから
- ①を達成するには一定期間リスクを引き上げる必要があるから
- いい設定を見つけることができたから
トラリピは自動売買でリターン10%以上を狙える投資です。
「早めに運用益だけで生活したい人」や「短期間リターンを高めて、その運用益で安定的な運用を始めたい人」はトラリピを活用するのもありでしょう。