鈴さんの「30代から受け取れる自分年金」をご存知ですか?
トラリピ運用額30万円からスタートして、少しずつ積み立てていき、年金の代わりにしてしまおうという運用プランです。
通常の年金は老後にならないとい受け取れませんが、トラリピを使った「30代から受け取れる自分年金」は若いうちから年金のように運用益を受け取ることができます。
30万円でスタートし、毎月3万円の積立で運用するのが鈴さんの「トラリピ自分年金」
当記事では実際にトラリピを運営している私が鈴さんの「30代から受け取れる自分年金」のメリットとデメリットを解説します。
【記事のポイント】
- トラリピ「30代から受け取れる自分年金」のメリット
- 「30代から受け取れる自分年金にデメリットはあるのか?
- 初心者はどんな考え方で運用を始めたらいいのか?
このあたりのポイントを詳しくまとめましたので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
目次
鈴さんのトラリピ自分年金(30万円スタート)とは何か?
戦略の概要は「鈴さん自分年金」で解説されています。
具体的な設定手順は次のとおりです。
- 30万円でスタート
- 毎月3万円の積み立て
- 運用金額が増えると、設定を追加
- 将来、年金のような不労所得が得られる
鈴さん本来の設定は2000万円で設定されていますが、小さい金額で始められるように、30万円からスタートしています。
最終的には2000万円の運用ができるように、毎月積み立てていくのが基本的な運用です。
「2000万円なんていきなり用意できない・・・」という人が始めやすい運用に鈴さんがしてくれているわけですね。
30万円からならなんとか始められる人も多いかと思いますし、私自身も2019年に30万円でスタートしています。
完成は17年後で、17年後に月20万円前後の不労所得を目指すプランです。スタートが30万円なので、多くの人が挑戦できます。
ただ、「30代から受け取れる自分年金」はメリットばかりではありません。デメリットも当然あります。
ここから先は「30代から受け取れる自分年金」のメリット・デメリット両面をここから順番に解説していきます。
鈴さんのトラリピ自分年金(30万円スタート)のメリット
鈴さんの「30代から受け取れる自分年金」のメリットは
- 誰でも再現性のある方法で投資を始められる
- 年金が3段階になる
- リターンが高め
- 自動売買なので、メンタルが左右されにくい
これらの点が挙げられます。
誰でも再現性のある方法で投資を始められる
トラリピは「同じ設定なら、誰でも同じように運用益が積み重なる」というメリットがあります。
経験ある投資家の設定をそのまま真似できるわけですね。この特性を利用して、みなさんは鈴さんの設定を真似しているわけです。
初心者にとって、再現性があるのはとても心強いです。
- 投資初心者だとどう設定していいかさっぱりわからない
- トラリピは同じ設定だと同じ運用結果に(始める時期が違うと、成果は変わってきます)
- 一流の投資家の真似で、運用益が積み重なる
このやり方で、誰でも同じような運用ができます。悪い言い方になりますが、トラリピの性質を知らなくても、鈴さんと同じ運用益が得られてしまうんです。
しかも、「30代から受け取れる自分年金」は少額運用。
誰でも可能な投資額で、一流の投資家の設定を真似できるのがメリットです。
年金が3段階になる
「国民年金」と「厚生年金」とは別にもう1つの年金ができます。
老後2000万円問題のシミュレーションでは月5万円ほどのお金が足りない計算になっており、「普通の人生」を歩んでいるだけではお金が足りません。
その問題を解決するのが「30代から受け取れる自分年金」です。
30代から受け取れる年金の完成は17年後を想定しているので、43歳から始めれば60歳までに間に合います。
- 国民年金
- 厚生年金
- トラリピ年金(月20万円)
この3段階で受け取ることができれば、まずお金で困ることはありません。
しかも、トラリピの場合は60歳になるまで受け取れないなんてことがありませんから、60歳よりも早く年金生活に入れる可能性も出てきます。
将来受け取れる年金を自分で作るなんてワクワクしませんか?そのワクワクを味わえるのがトラリピ鈴さんの「30代から受け取れる自分年金」です。
リターンが高め
自分年金では概ね年利10%強を想定されて作られています。
投資で10%のリターンを出すのはそんなに簡単なことではありません。
個別株の売買がうまかったり、仮想通貨でうまくいった場合は10%以上のリターンを出すことができますが、年利10%を継続するのは投資初心者には至難の業です。
しかし、トラリピでは年利10%が可能です。その理由は次のようなものが挙げられます。
- 一流の設定を同じ設定ができる
- 自動売買なので、相場を気にしすぎずに済む(それが意外と運用益を上げる)
安定したリターンを初心者の方が継続するのはそう簡単ではありません。
ですが、トラリピは10%前後のリターンを比較的継続しやすいです。
私自身も2019年の初心者時代から、年利10%をずっと超え続けています。
自動売買なので、メンタルに左右されにくい
トラリピは設定した通りに買ってくれるので、「自分のメンタル」に影響されません。
機械が自動で売買してくれるのも、初心者の方にとっては1つのメリットです。
損が大きくなると売りたくなったり、怖くなったりするのが人間の心理。
投資で最も難しいのはこのメンタルをコントロールすることだといっても、過言ではありません。
よくある失敗パターンは下記です。
- 株価が上がった時に飛びついてしまう
- 買った後に大きな下落
- 下落にびっくりしてしまい、売ってしまう
自分で売買するのは予想以上に難しいです。
その点トラリピは自動で買ったり売ったりしてくれるので、メンタルの影響を最小限にできます。
今月からでも運用益が得られるトラリピ。
2019年からの運用で、累計売買損益+100万円突破
毎月コツコツ運用益を得ています。
鈴さんのトラリピ自分年金(30万円スタート)のデメリット
「30代から受け取れる自分年金」はメリットだけではありません。実はデメリットもあり、私はこのデメリット面を重要視しています。主なデメリットは下記です。
- 長期運用後のロスカット
- トラリピに資金拘束される
- 含み損が大きい時は、ほとんど出金できなくなる
これらの点について、詳しく解説します。
長期運用後のロスカット(この記事で最も重要)
トラリピの最大のデメリットは長期運用後のロスカットです。
仮に、20年後リーマンショックを超える金融危機が来たら、20年後にロスカットすることになります。
- 運用開始からすぐにロスカット:ダメージが少ない(運用資金が少ないため)
- 長期運用後のロスカット:ダメージが大きい(運用資金が大きくなるため)
「トラリピ運用資金がゼロになっても大丈夫か?」を運用金額が多くなるにつれ、考えないといけません。
1ヶ月後のロスカットなら失う金額は30万円ちょっとですが、20年後は2000万円のロスカットになります。こうなると辛いですよね。
長期運用後のロスカットに対処するにはトラリピ以外にも資産をたくさん持っておくのが一番の対処法です。トラリピだけに依存しすぎないことも長期の運用では大切になってくるでしょう。
トラリピに資金拘束される
トラリピの集中すると、他の投資ができないというデメリットがあります。
- 株
- 不動産
- 仮想通貨
こういった投資対象に投資するお金が足りなくなるのがデメリットです。
「トラリピ一本でいい」と思っているかもしれませんが、仮想通貨が稼げると聞くと「仮想通貨やりてぇぇぇ!!」と思ってしまうのが人の心。
その時にトラリピのお金を引き出せないのがデメリットです。トラリピ以外の投資にも挑戦したい場合は資産配分(アセットアロケーション)をしっかりしましょう。
含み損が大きい時は、ほとんど出金できなくなる
トラリピを仮に300万円運用していたとします。
その300万円をいつでも引き出せるわけではありません。
注文が発生すると証拠金が発生し、含み損を抱えた状態だと「出金可能額がほとんどゼロ」なんてこともあり得ます。
【出金できないことで起こり得る例】
- 住居購入等で資金が必要になっても引き出せない
- 結婚することになったが、その費用を捻出できない
- 病気になった時などの急な出費に対応できない
トラリピの出金額は含み損の金額と注文数によります。
含み損が少ない時は問題なく出金できるんですが、「含み損が多くなっている時は出金額が少なくなる」のもトラリピのデメリットです。
では、これらのデメリットを踏まえて、トラリピ「30代から受け取れる自分年金」をどのように活用すべきか?その結論は「他の投資と併用する」です。
具体的な方法をここから紹介します。
トラリピ年金プランで最もやってはいけない危険例はトラリピ依存
将来的に重要なことはトラリピを「数ある投資の1つ」にすること。
鈴さんのトラリピ年金プランは優れたものだと思っていますが、トラリピ一本に集中すると「長期運用後のロスカット」がどうしてもデメリットとして残ります。
【最も怖い例】
- 初期費用30万円
- 毎月3万円×20年=720万円
- 合計750万円+運用益が全てロスカット
運用益を口座から引き出していた場合はロスカット金額が減りますが、全部を口座に入れていた場合は運用益も含めてほぼロスカットです。
鈴さんの自分年金では20年運用すると、2000万円以上の運用額になっています。
リーマンショック時を想定しているので、ロスカットはなかなか起こらないと思いますが、20年も運用すれば何が起こるかわかりません。
トラリピ一本だとほとんどのお金がなくなってしまうので、運用益を他の投資にも回しておくことが重要です。「トラリピ」「株」「仮想通貨」に資産を分配していきましょう。
トラリピ年金プラン+ロスカットのない投資の両立必須
ロスカットされない投資をしていれば、損をしたとしても資金は残ります。
なので、老後に向けた堅い運用としては
- まずはトラリピで自分年金を積み上げる
- ロスカットがない投資にも投資する
→老後までの運用ならつみたてNISA・iDeCo
→短期の利益なら仮想通貨 - 最終的にはロスカットのない投資中心にする
このような手順を踏むのが理想です。
では、ロスカットのない投資は具体的にどのようなものがあるのでしょうか?
つみたてNISA・iDeCoに投資する(老後までの運用)
アメリカや世界の株価は基本的に上昇しています。
S&P500などの指数に積立投資することで、資産を長期的に形成することができます。
ロスカットがないので、短期的な下落があったとしても、資産が増えていく可能性は高いです。
【基本的な運用】
最終的にはリスクを減らしていくのが投資です。
トラリピはリスクが低いわけではないので、最終的にはiDeCoやつみたてNISA(インデックスファンド投資)を中心にしていくといいでしょう。
仮想通貨に投資する(ハイリスク・ハイリターン)
ハイリスク・ハイリターンですが、今後数年〜10年スパンの成長を見込んで、仮想通貨に投資するというのもありです。
上下動は激しいですが、ロスカットのない現物保有であれば、資産がゼロになることはほぼありません。
急上昇狙いのアルトコイン投資の場合、価値がゼロになってしまう可能性もありますが、ビットコインなどの主要仮想通貨がゼロになる可能性は極めて低くなりました。
- つみたてNISA:20年後・老後を見据えた運用
- 仮想通貨:数年後の資産を大きく増やすための運用
大事なのは資産を分散して保有しておくことです。
現金だけ持っていてもダメですし、仮想通貨だけ持っていてもダメですし、トラリピだけやっていてもダメだということ。
1つに集中すると思わぬリスクに見舞われる可能性があります。
仮想通貨を少額でも始められる方法は下記記事にありますので、トラリピと一緒に始めてみてください。
トラリピ一本に集中ではなく、投資は分散【最重要】
自分年金プランでは通貨ペアを複数に分散することで、リスク低減を図っています。
ただ、トラリピそのもののリスクも当然ながら、想定しておかないといけません。
【トラリピそのもののリスクの例】
- 中央デジタル通貨誕生によって、為替相場が大きく揺らぐリスク
- 円自体の価値が揺らぐリスク
- 主軸通貨のドルを他の通貨(中国など)が脅かすリスク
- 運営会社のリスク
「30代から受け取れる自分年金」はいいプランですし、将来の生活を助けてくれるものですが、それと同時に他の投資をきっちりやって、トラリピ以外の資産も持っておく必要があります。
仮想通貨や株がその候補です。
トラリピはリターンを大きくすることができ、セミリタイア目指したい人には向いている投資ですが、ロスカットリスクは常にあります。
資産を1つに集中させ過ぎてしまうのは一番の失敗パターンなので、必ず避けるようににしましょうね!
まとめ:トラリピ鈴さん30万円自分年金のメリット・デメリット
トラリピ30万円自分年金のメリット・デメリットをまとめました。
メリット面は国から受け取れる年金の他に、トラリピからの収入を受け取れる点です。
一方、デメリットもあり、それは下記となります。
- 長期運用後のロスカット(最重要)
- 資金拘束される
- 含み損が大きい時はほとんど出金できない
長期運用後にロスカットされてしまうと、運用益も口座残高も消えてしまうので、トラリピ一本で行こうと考えている方は将来的にトラリピ以外の資産にも分散することを意識しましょう。
トラリピの口座をまだ持ってない方は下記から無料で登録できます。
今月からでも運用益が得られるトラリピ。
2019年からの運用で、累計売買損益+100万円突破
毎月コツコツ運用益を得ています。