「トラリピを長期運用したみたい!」
そんなあなたに向けて、この記事ではトラリピを長期運用するための設定と考え方をご紹介します。
長期運用は設定を細かく動かさなくていいので、メンタル的には楽です。
ただ、運用の際には注意点もあります。
- トラリピを長期運用する上での大前提
- 長期運用する手順
- トラリピを長期運用する上での注意点
私自身は2020年の大暴落も経験しましたが、そこでロスカットすることなく運用を続けられています。
トラリピを今後長く運用したいという方はぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
目次
トラリピの長期運用をする前に理解しておきたい大前提
トラリピで長期運用する前に、理解しておきたい大前提は、
- 他の運用との比率を考える
- 設定をごちゃごちゃいじらないようにする
- 運用は最低でも5年単位を想定
これらのポイントです。
他の運用との比率を考える
トラリピ一本で運用するよりも、資産配分をしっかり考えた方がリスク管理の点でいいです。
万が一ロスカットしてしまったら、大きな金額をロスカットしてしまいます。
ロスカットになる局面はほぼないですが、万が一に備えておくことが大切です。
- トラリピと他の投資の割合を考える
- ロスカットのない投資の割合を徐々に増やす
- 安全資産に徐々に逃す
この順番で運用資金について考えるといいでしょう。
トラリピは「ロスカットはあるが、リターンを上げられる投資」です。
老後までトラリピ中心で運用するのはおすすめではなく、トラリピで出た運用益を他の運用に回すのがおすすめ。
最終的にはインデックスファンドや株の割合を増やしていくのが無難な運用です。
設定をごちゃごちゃいじらないようにする
トラリピは日々の値動きをあまり見ないようにするのがおすすめです。
特に、長期運用を考えている場合はなおさら日々の値動きに一喜一憂すべきではありません。
設定をごちゃごちゃいじってしまうと、戦略なしに設定を組んでしまうこともあり得ます。
【あまり設定を変えすぎない】
- トラリピを見る回数は1ヶ月に1回程度でいい
- 基本的にはメンテナンスしない
- 設定を変える時は根拠を持って変更する
長期で運用する場合は簡単に破綻しない仕組みで、運用することが大事です。
設定をこねくり回すのは疲れるだけなので、そこまでいじらなくていいようにしましょう。
運用は最低でも5年単位を想定
長期運用の「長期」とは具体的にどれくらいの期間を指すのかが明確じゃないことが多いですが、この記事では5年間とさせていただきます。
5年以上の運用を想定して設定を組んでいるので、その点ご了承ください。
短期運用と長期運用ではそれぞれメリット・デメリットが違います。
- 短期運用:短期間で大きな運用益が取れる可能性がある。ただ、リスクも高くなり、含み損を抱えたままになる可能性も。
- 長期運用:短期的な利益はそこまで大きく狙わない。長期で運用益を取りに行く。
短期で投資を終了させるなら、相場を読む力や含み損をどこで損切りするかを考えていかないといけません。
長期運用の方が設定をごちゃごちゃいじらなくていいので、初心者向きです。
トラリピを長期運用するための設定とはどのようなものか?
トラリピを長期運用するための設定はこのブログの至るところにリンクで貼っています。
ただ、その設定を見る前に、気をつけていただきたいことをここにまとめました。
金額別に設定を用意
当ブログでは金額別に設定を用意しています。
ブログ設定を真似するのもいいんですが、少額のプランだけ真似して、数百万円程度の運用になったら自分で設定するのがおすすめです。
- 少額プランを真似する(10万円〜30万円)
- 運用金額をだんだん増やす
- 100万円単位の運用額になったら、自分で設定を組んでみる
最終的には自分で設定を組めるようにならないと、いざという時の対処方法がわからなくなります。
自分で設定を組んだ経験さえあれば、ある程度の対処法もわかってくるので、少額で運用しながらトラリピへの理解を深めてくださいね!
最初は少額から運用が必須
最初は少額からの運用が必須です。
いきなり高額運用をするのは避けるようにしてください。
実際に運用する中で、設定やメンタル面の揺れ動きを最低でも2ヶ月ぐらいは経験した後で、運用金額を増やすかどうか判断していただればと思います。
【いきなりの高額運用で起こること】
- 含み損に耐えられなくなる
- トラリピを十分に理解してなかったことがわかり困る
少額運用のうちに一通り機能をいじっておくのがコツです。
小さく始めて、その段階でトラリピをマスターしてしまいましょう。
今月からでも運用益が得られるトラリピ。
2019年からの運用で、累計売買損益+100万円突破
毎月コツコツ運用益を得ています。
トラリピを長期運用する上で最も重要なのはメンタルな話
トラリピを長期運用する上では心の持ち方がとても大事です。
- 短期で大稼ぎしたい気持ちを抑えられるか
- 含み損を気にしないようにする(避けては運用できない)
- 事前に戦略を練っておくことでメンタルを安定させる
これらが重要になってきますので、順番に見ていきましょう!
短期で大稼ぎしたい気持ちを抑えられるか
トラリピ以外の投資にも当てはまりますが、最も難しいのが稼ぎたい欲をどう抑えるかです。
ある程度運用益が出ると、それ以上の運用益を期待してしまいます。
ただ、その欲が次のような大失敗を招いてしまうんです。
【欲が失敗につながる例】
- 運用益が順調に出ている
- さらに利益率を上げようと設定を追加する
- 大暴落が起こる
- ロスカットが近くなる
- 追加資金を用意できずに、そのままロスカット
1年も2年も運用益が出続けていたら、だんだん利益率をよくしたくなるのが人間の常。
運用益を増やしたい欲に振り回れずに、しっかりした資金管理をすることが大切です。
含み損を気にしないようにする(避けては運用できない)
トラリピを運用すると確実に含み損を抱えることになります。
その含み損をどう捉えるかがかなり重要で、含み損を気にしないメンタルにする必要があります。
含み損を気にしないメンタルにする方法は下記です。
- 設定をあまり見ないようにする(月1回など)
- 含み損は避けられないものだという覚悟を強く持つ
- トラリピの戦略を深く理解する(含み損が決済されて利益になる仕組み)
トラリピは含み損が決済されることで、
ずっと含み損なく運用し続けることは不可能なので、含み損と上手にお付き合いしていきましょう。
事前に戦略を練っておくことでメンタルが安定
為替相場はどのように動くか完全には読めません。
長期運用となると運用中に、大きな世界的事件が起こる可能性もあるわけです。
なので、事前に設定を練っておくことが重要で、できる限り想定外を減らしていくようにしましょう。
【事前にできる準備】
- ロスカットレートを把握しておく
- 〇〇円まで為替が動いたら、資金を追加すると決めておく
- 最初の設定から何も動かさないと決めておく
想定外のことが起こってしまうと、どうしても慌ててしまいます。
リーマンショックの時のチャートをじっくり研究すれば、そう簡単にロスカットしないはずです。
過去の暴落時をしっかり研究して、想定外を1つでも減らしていきましょう。
参考記事:トラリピの予算は10万円でOK?予算別の運用手順と低予算で始める方法
まとめ:トラリピの長期運用は初心者向け!注意点に気を付けて資産形成を。
トラリピの長期運用は初心者向けです。
設定をごちゃごちゃ動かしたり、損切りを考えたりする必要がないので、比較的難易度は低いです。
注意点を最後にまとめましたので、その注意点を守って投資するようにしてくださいね。
【運用の注意点】
私自身もトラリピは長期運用しています。
短期だと日々一喜一憂してしまいメンタル的に大変ですが、長期運用にしたことで1ヶ月に1回ぐらいしか残高を見なくなりました。
トラリピの始め方について、下記公式サイトから確認していただけるので、トラリピ運用に興味がある方は一度チェックしてみてくださいね。
今月からでも運用益が得られるトラリピ。
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