「トラリピに興味はあるけど、他の投資とどこが違うの?」と思ったことはありませんか?
私がトラリピを始めたのは2019年で、それなりに長い期間が経過しました。
その運用経験で感じたトラリピのメリットと他の投資との違いを詳しく紹介します。
- トラリピをやる意味は?
- 他の投資より優れているところと劣っているところ
- 結局、トラリピはどんな人向けなのか?
このあたりのポイントをまとめましたので、お役に立てましたら嬉しいです。
目次
トラリピに向いている人は毎月運用益を出したい人
投資 | 特徴 |
トラリピ | 毎月コツコツ決済 毎月の収益を増やしたい人向け 配当金に近い感覚(あくまで感覚です) |
つみたてNISA | 10年後・20年後向け 老後資産用 今のお金は減る |
iDeCo | 老後向け 引き出しできない 今のお金は減る |
個別株、FXのトレード | 上手にすれば資産が増える 下手な人は大損して終わる |
仮想通貨 | 一攫千金のチャンスはある 大損する可能性もある |
各投資の簡単な特徴をまとめました。
トラリピは配当金のような投資で、毎月コツコツ運用益を積み重ねてくれます。
<トラリピ向きの人>
- 配当金のように含み損があっても定期的に利益を得たい
- 老後のための運用以外も進めたい
- 頻繁なトレードに自信がない
老後向けの運用だけなら、つみたてNISAとiDeCoだけで十分です。
ただ、老後向けの運用だけだと面白くなかったり、今使えるお金がなかなか増えなかったりしますよね。
そんな人の選択肢になるのがトラリピです。
他の投資との併用が基本
トラリピだけを運用すると、つみたてNISAやiDeCoのような老後向けの資産運用が弱くなってしまいます。
ただ、このような老後向けの資産運用だけを運用すると、今使えるお金が意外と増えないことに気づきました。
個別株やFXのトレードもやりましたが、あまりうまくいかず、その時に出会ったのがトラリピです。
<私たけの運用>
- つみたてNISA・iDeCo:老後をガッチリ固める
- 仮想通貨・トレード:遊び枠、仮想通貨は積立もしています
- トラリピ:毎月の運用益をコツコツ
トラリピで得た運用益をつみたてNISAに回したり、普段の生活費に回したりしています。
毎月得られる配当金のような感覚で、運用したい方が他の投資とセットで運用するのがおすすめです。
30万円程度からの運用がおすすめ
トラリピはFXの自動売買なので、いろんな設定ができます。
運用資金さえあれば、月数十万円単位での運用も可能ですが、最初は30万円程度の運用がおすすめです。
その理由は大きく3点あります。
<最初は30万円程度がおすすめの理由>
- 運用益をある程度実感できる
- いきなり高額運用して、トラリピに向いてなかった場合が怖い
- 少額すぎると、全く利益にならない
30万円で始める方法としては、「トラリピを30万円で運用する初心者おためしプラン」があります。
当ブログを読んでいただければ、いろんな始め方が見れますし、口座開設すると公式サイトの戦略も詳細が見れるようになります。
トラリピに興味がある方は、口座開設後のマイページから公式サイトの戦略を確認してみてください。
今月からでも運用益が得られるトラリピ。
2019年からの運用で、累計売買損益+100万円突破
毎月コツコツ運用益を得ています。
【マイページには情報がたくさん】
トラリピと他の投資との違いは時間的余裕
トラリピを実際に運用してみて、優れているなぁと感じる点は3つです。
- 時間的余裕
- 毎月決済される
- 再現性
この3つを順番に見ていきます!
トラリピを見る時間は毎月1時間程度
あくまで私の例になりますが、トラリピを見る時間は毎月1時間程度です。
しかも、ブログに報告を書くために使う時間がほとんどなので、設定に使う時間はほとんどありません。
他の投資の場合、つみたてNISAとiDeCo以外はそれなりに投資金額を見る必要があります。
- トラリピ:一度設定した後はたまに見るだけでいい。今のお金を作れる
- 仮想通貨:日々の値動きを追っていかないといけない(精神的にきつい時がある)
- つみたてNISA、iDeCo:値動きを気にしなくていいが、老後用になる。
- 個別株:仮想通貨よりマイルドだが、値動きが激しい。売買を自分でいないといけない
トラリピは最初に多めに注文を入れておき、あとは自動で売買してくれるものです。個別株や仮想通貨は自分で毎回売買判断しないといけないので、投資判断力が求められます。
売買判断をあまりせずに、事前の設定通りに動いてくれるのがトラリピの長所。うまくトレードができる人には必要ないかもしれませんが、トレードが下手な人には向いているのがトラリピです。
毎月決済されるので、「今のお金」を増やせる
トラリピの売買はかなり細かいです。
「利益が800円出たら決済」「利益が1,000円出たら決済」という感じで、次々と決済していくので、毎月数十回から100回近く決済されるわけですね。
30万円設定の場合は月数回決済がある想定です。
他の投資はいつ決済するのかを自分で判断しないといけませんが、トラリピは一定の利益に達成すれば、利益確定してくれるんですね。
【トラリピの運用益】
- 30万円で運用する
- 運用益1万円で、31万円になる
- 1万円を引き出すかトラリピの追加資金にする
毎月決済される点はメリットで、iDeCoやつみたてNISAはそれができません。トラリピは老後資産用ではなく、今のお金を増やせます。
「トラリピで決済した5万円をつみたてNISAやiDeCoの運用資金にする」
「トラリピで決済した年間100万円のお金を教育費用にする」
「トラリピで決済したお金をトラリピの追加資金にする」
この運用を可能にするのがトラリピです。今のお金を増やせます。老後資産が欲しい方はトラリピで今のお金を増やしつつ、運用益をつみたてNISAやiDeCoに突っ込む方法もありますね。
時間的な自由度と今のお金を増やせるのがトラリピを運用した感じたメリットです。
再現性
「トラリピ”再現性”FX」を始めてみましょう。
マネースクエア
こんな文言があります。設定を事前に決めるので、一流のトレーダーと同じ設定を初心者でも運用できるんです。公式サイトも戦略リストというのを公開しています。
そして、公式サイトの戦略は1クリックで、発注可能です。
【戦略リスト(2022年4月)】
- ダイヤモンド戦略
- マルチレンジ戦略
- Buy&Sell戦略
※ 他にも戦略はあります。
これらの戦略はトラリピを運営するマネースクエアに口座開設しないと見れませんが、公式サイトの戦略を1クリックで発注することもできます。
公式サイトの戦略だからといって、リスクがないわけではありません。ただ、公式サイトや私のようなすでにトラリピを運営している人の真似をできるのがトラリピの魅力です。
個別株や仮想通貨の買いタイミングを一流トレーダーと一緒にすることはできません。トラリピはすでに結果を出している人の設定をそのまま取り入れられる点で、再現性があります。
今月からでも運用益が得られるトラリピ。
2019年からの運用で、累計売買損益+100万円突破
毎月コツコツ運用益を得ています。
トラリピは他の投資はどこが違うか具体的に比較
トラリピは他の投資とどこが違うのか具体的に比較してみました。
「他の投資と比較したいなぁ・・・」と私も運用を始める時に感じたので、ここからの比較が参考になれば嬉しいです。
個別株投資との比較
個別株とトラリピを比較した表が下記です。
トラリピ | 事前に発注しておく 売買の判断をいちいちしなくていい(設定次第でもありますが、当ブログの方針や売買判断をしなくていいです) 利益率10%〜15%を狙う |
個別株 | 売買判断が必要 優良企業に投資できれば、数年で数倍のリターンになる可能性も いい企業を選ぶのは至難の業で、かなり難しい |
個別株は優良企業に投資した時の夢があります。2010年代前半にGAFAMに投資していたら、とんでもない利益になっていたでしょう。
ただ、そのような「株価が上昇する企業」にうまく投資するのは難しいです。売買に自信がない場合や個別企業の選定がめんどくさい場合はトラリピ向き。
私は個別株にも投資していますが、あまりセンスがありません泣。
通常のFXとの比較
通常のFXとトラリピを比較した表が下記です。
トラリピ | 売買の判断をいちいちしなくていい(設定次第でもありますが、当ブログの方針は売買判断をしなくていいです) 利益率10%〜15%を狙う |
通常のFX | 売買判断が必要 短期トレードでいい成績が残せる可能性がある |
トラリピもFXの一種ですが、売買判断が必要になるかならないかの点で大きく異なります。FXを積極的に売買した方が短期では運用益が得られますが、その分損失も大きいです。
通常の難易度の高いトレードになるので、トレードが苦手な方はトラリピ向きだと言えます。普段仕事がある方はトレードする時間がないので、基本的にはトラリピ向きです。
つみたてNISAとの比較
つみたてNISAとトラリピの違いは次のとおりです。
トラリピ | 今のお金を増やせる(毎月決済益が出るため) 長期での運用も可能 つみたてNISAよりハイリスク・ハイリターン |
つみたてNISA | 10年後・20年後の資金用 長期運用限定 トラリピより、リスクが低い |
つみたてNISAはそもそも長期運用前提の商品設計になるので、短期での運用には向いていません。トラリピは運用設定次第なので、短期でも長期でも運用可能です。
ただ、トラリピの性質上、数年単位で運用する方がいいでしょう。短期だと通常のFXとそれほど大きな差がなくなってしまいます。
10年後・20年後のお金を増やしたい場合はつみたてNISA、できるだけ早い段階で運用益を出したい場合はトラリピがおすすめです。トラリピの運用益をつみたてNISAの運用資金にすることもできます。
iDeCoとの比較
iDeCoとトラリピの比較は次のような点でおすすめです。
トラリピ | 出金のタイミングが比較的自由 毎月決済益が出る |
iDeCo | 老後まで引き出せない 老後資金としてはトラリピよりリスクが低い |
老後資金を確保したい場合の優先順位はiDeCoです。しかし、老後まで引き出せないので、定年退職までにお金が必要になった場合が問題になります。
「50歳で会社を解雇された…」といったケースで、iDeCoの掛け金を引き出すことができません。トラリピはいつでも引き出せます。
発注している場合は発注している分の証拠金を引き出せないなど細かい決まりがありますが、iDeCoよりは資産を動かしやすいです。
仮想通貨との比較
仮想通貨との違いを表にしました。
トラリピ | 自動売買なので、メンタル的な負担が少ない 仮想通貨よりも大きなリターンは得られない メンタル的な安定度が仮想通貨よりある |
仮想通貨 | 数年後に数倍〜10倍ぐらいになる可能性もある リスクも大きく、すぐ半値以下になる 選ぶコインを間違えると、ほとんどの資産を失うケースもある |
仮想通貨に投資するメリットは数年後に何倍ものリターンが得られる点です。コインによっては1ヶ月で数倍になるコインもあります。
ただ、価格の上下動が激しく、メンタル的に消耗することも。トラリピは自動売買なので、仮想通貨よりはまったり運用できるでしょう(個々の性格にもよります)
トラリピと仮想通貨に資産を分配したりして、上手に運用する方法もあります。私自身はトラリピと仮想通貨の両方を運用中です。
結局、トラリピはどんな人向け?
で、結局トラリピはどんな人がやればいいのかという話ですが、次のような基準がいいかと思います。
- 老後資産:つみたてNISA、iDeCo
- 毎月決済益を得て、時間的な余裕を持って、今のお金を作る:トラリピ
- 数年後の数倍〜10倍を狙う:仮想通貨
私の場合はまずトラリピや仮想通貨で、資金を作ってから、その運用益の一部をつみたてNISAやiDeCoに入れています。
会社の給料をそのままつみたてNISAやiDeCoに入れると今の収入が増えないので、今の収入を増やしたい方はトラリピを始めてみるのがおすすめです。
まとめ:トラリピは時間的余裕と今のお金を手に入れたい人向けの運用
トラリピは時間的余裕と今のお金を手に入れたい人向けの運用です。
老後の資金のことだけを考えるなら、つみたてNISAやiDeCoで十分。ただ、今のお金も欲しいという方はトラリピを運用する価値があると言えます。
また、日々の売買で疲れてしまった方にとっても、トラリピは向いています。最初の設定はやや大変ですが、その後は時間をかけずに済むのがトラリピのメリットです。
- 今のお金
- 時間的余裕
- 再現性
この3つを優先したい方はトラリピ向きなので、運用を検討する価値ありです。詳細は公式サイトにも掲載されていて、下記からチェックできます!
今月からでも運用益が得られるトラリピ。
2019年からの運用で、累計売買損益+100万円突破
毎月コツコツ運用益を得ています。