「トラリピで安全な運用をしたい」
「リターンはそこそこでいいから、リスクを抑えたい」
「ロスカットの可能性ゼロにはできる?」
そんなトラリピ初心者さんの疑問や悩みを解決します。
トラリピを比較的安全な手順で始める方法は次のとおりです。
- トラリピの口座を開設する
- 30万円程度で試してみる
- トラリピが良さそうなら、運用額を増やす
この記事では「トラリピで大損しにくい比較的安全な設定」を公開しています。
100%損しない設定はありませんが、安全にリスクを低くしながら運用する設定です。
トラリピを安全に始めたい方に向けて、プランを練りに練りましたので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
【前提】トラリピ安全設定でもロスカットは完全に回避できない
トラリピを安全設定で運用しても、ロスカットの確率を0%にはできません。
その理由は、投資において、絶対は存在しないからです。
過去20年間ロスカットしない設定にしたとしても、史上初の出来事が起こり、ロスカットする可能性があります。
- 「史上初」「100年に1回」は起こる
- 投資に絶対はない
どんなに安全な設定でも、この2つは起こり得ます。
ただ、ロスカットの可能性をゼロに近いところまで持っていくことはできるので、その方法をここからは解説します。
トラリピの安全設定【運用資金100万円未満編】
トラリピの安全設定は少額から順番に設定を追加していく仕組みになっています。
- 30万円(まずはここから)
- 70万円
- 150万円
- 250万円
- 350万円
この順番で追加していきますが、最初は30万円での運用がおすすめです。
トラリピの知識が増えた段階で、好みのタイミングで資金を追加してみてください。
30万円での安全設定
通貨ペア | 設定 |
豪ドル/NZドル (AUD/NZD) | 買:1.00200~1.15000 売:1.15400~1.30200 注文金額:0.1万 トラップ本数:38本 トラップ値幅:0.00400 利益値幅:0.00700ドル 追加設定:設定なし (メモは自分がわかるように記入) |
【下記画像2つの設定を行います】
30万円運用は過去10年以上ロスカットしていない設定です。
この設定を組んで、できるだけ早い段階で50万円まで運用資金を増やしていきます。
30万円トラリピ設定を運用しつつ、50万円まで資金を追加していきましょう。
今月からでも運用益が得られるトラリピ。
2019年からの運用で、累計売買損益+100万円突破
毎月コツコツ運用益を得ています。
70万円での安全設定
通貨ペア | 設定 |
豪ドル/NZドル (AUD/NZD) | 買:1.00000~1.15000 売:1.15400~1.30200 注文金額:0.1万 トラップ本数:76本 トラップ値幅:0.00400 利益値幅:0.00700ドル 追加設定:設定なし (メモは自分がわかるように記入) |
資金が70万円以上ある場合の設定は上記です。
30万円運用をすでにしている場合は、38本トラップ本数を追加します。(38本+38本=76本)
注文方法や各種設定などはトラリピの設定変更方法とトレード画面の操作手順全解説を参考にしてみてください。
今月からでも運用益が得られるトラリピ。
2019年からの運用で、累計売買損益+100万円突破
毎月コツコツ運用益を得ています。
トラリピの安全設定【運用資金100万円〜400万円編】
トラリピの運用額100万円までは、先ほどの「70万円設定」を運用します。
その後の追加ペアは次の通りです。
- 150万円でユーロポンド追加
- 250万円でドルカナダ追加
- 350万円で加ドル円追加
どのような設定を追加するか確認しましょう。
150万円でユーロポンド安全設定追加
通貨ペア | 設定 |
ユーロ/英ポンド (EUR/GBP) | 買:0.680~0.83 売:0.831~0.98 注文金額:0.1万 トラップ本数:51本 トラップ値幅:0.00300 利益値幅:0.00700ドル 追加設定:設定なし (メモは自分がわかるように記入) |
運用資金が150万円になった場合は、上記設定を追加します。
- 豪ドル/ NZドル運用
- ユーロ/ポンド運用
この2つを組み合わせる形です。
150万円で設定を追加していますが、早めに運用資金を200万円まで拡大します。
200万に運用資金が増えてから設定を追加するのもありですが、運用したばかりの頃はポジションが少なくて済むので、150万円で設定追加しています。
150万円でずっと運用を続けるのはNGです。
250万円でドルカナダ追加
通貨ペア | 設定 |
米ドル/加ドル (USD/CAD) | 買:0.96~1.21 売:0.831~0.98 注文金額:0.1万 トラップ本数:51本 トラップ値幅:0.00300 利益値幅:0.00700ドル 追加設定:設定なし (メモは自分がわかるように記入) |
250万円を突破したら、上記の設定を追加します。
この段階での設定は下記です。
- 豪ドル/ NZドル運用
- ユーロ/ポンド運用
- ドル/カナダ運用
ドル/カナダを追加した後は、運用資金を300万円まで増やします。
350万円で加/ドル円追加
通貨ペア | 設定 |
米ドル/加ドル (USD/CAD) | 買:73~99 売:99.1~125.1 注文金額:0.1万 トラップ本数:38本 トラップ値幅:0.702 利益値幅:0.7ドル 追加設定:設定なし (メモは自分がわかるように記入) |
運用金額350万円で加ドル円を追加します。
この段階での設定は下記です。
- 豪ドル/ NZドル運用
- ユーロ/ポンド運用
- ドル/カナダ運用
- 加ドル円運用
加ドル円を追加した後は、運用資金を400万円まで増やします。
この設定追加で安全設定は完了です。
今月からでも運用益が得られるトラリピ。
2019年からの運用で、累計売買損益+100万円突破
毎月コツコツ運用益を得ています。
トラリピの安全設定【運用資金400万円超え編】
トラリピの安全設定を追加していく場合は、先ほどまでの設定を追加していきます。
- NZドル円
- ユーロポンド
- ドルカナダ
- 加ドル円
この順番で同じ数だけ追加していき、運用の推移を見守ります。
同じ設定を追加するだけで問題ありませんが、一旦は加ドル円まで追加したあたりで様子見がおすすめです。
設定をどんどん追加していくのではなく、トラリピ運用が向いているかどうかを判断してから追加するかどうか判断しましょう。
今月からでも運用益が得られるトラリピ。
2019年からの運用で、累計売買損益+100万円突破
毎月コツコツ運用益を得ています。
トラリピ安全設定のメリット
トラリピ安全設定のメリットは次の3つが挙げられます。
- ロスカットの可能性を減らせる
- 長期的に運用できる
- メンタル的に楽
それぞれのメリットを順番に確認していきましょう。
ロスカットの可能性を減らせる
トラリピ安全設定1番のメリットは、ロスカットの可能性を減らせることです。
<安全設定のリスク管理>
- 指定した幅が広い
- 複数通貨ペアを運用し、リスクを分散する
- 多めの資金量にする
安全設定にはロスカットを防ぐ仕組みをたくさん詰め込みました。
ロスカットの可能性がゼロになるわけではありませんが、かなりリスクを抑えた設定になっています。
長期的に運用できる
安全設定2つ目のメリットは、長期的に運用できる点です。
幅広いレンジを網羅していて、レンジ内に為替が収まる可能性が高くためです。
仮に、安全設定の加ドル円で90円から100円までしか網羅してないとなると、あっという間にレンジ内を飛び出してしまいます。
レンジを飛び出すと運用益が増えませんし、ロスカットの可能性も高くなってしまいます。
長期的に運用するには、幅広いレンジに仕掛けないといけません。
この記事の安全設定は長期的な運用を意識し、広いレンジでの運用にしています。
メンタル的に楽
安全設定3つ目のメリットは、メンタル的に楽な点です。
レンジの上限・下限に近づくと、だんだんメンタルが疲弊してきます。
安全設定ではレンジが幅広いので、レンジの上限と下限にタッチするケースがそこまでありません。
<安全設定とメンタル>
- 幅広いレンジ
- 上限と下限から遠いところで基本的には推移
- まったりと運用できる
仮にロスカットしなくても「もう少しでロスカット」の状態はドキドキして、生活に影響します。
ドキドキせずにまったり運用したい人は、トラリピ安全設定に向きです。
今月からでも運用益が得られるトラリピ。
2019年からの運用で、累計売買損益+100万円突破
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トラリピ安全設定に向いている人は「配当金型の収入」が好きな人
トラリピ安全設定に向いている人は、配当金型の収入が好きな人です。
その理由は、配当金とトラリピ安全設定の仕組みが似ているからで、含み損を抱えても保有し続ける点は一緒です。
配当収入を狙う場合も、株価が下がっても保有し続け、配当金だけを受け取りますよね。
- 配当金:株価1,000円から500円になっても保有し続ける
- トラリピ:含み損が膨らんでも保有し続ける
この配当金スタイルが好きな人はトラリピの安全設定に向いています。
一度設定したら、あまり設定を動かしたくない方は、ぜひトラリピ安全設定をご活用ください。
今月からでも運用益が得られるトラリピ。
2019年からの運用で、累計売買損益+100万円突破
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トラリピに安全な証拠金維持率はない!維持率での判断は危険
トラリピの安全設定で「安全な維持率はいくらですか?」という質問を受けるケースがあります。
結論を言いますと、維持率だけで安全の判断はできません。
安全性の判断はロスカットレートで判断すべきで、維持率は大きな指標にならないからです。
- ロスカットレート:大きく動くことはない
- 維持率:設定によっては1日100%以上動くこともある
500%あった維持率があっという間に、300%程度になってしまうケースもあります。
常にロスカットレートはどれくらいか把握して、資金をトラリピ一本に投入しすぎないようにしましょう。
トラリピを運用している人のSNS上の口コミ
トラリピを運用している投資家がSNSで、運用実績を報告しています。
日々の値動きに一喜一憂しながら、利益を積み上げていて面白いですよ!
その一例を記事ではご紹介します。
【トラリピ週次報告】10/31週
— Queltte (@Ofnir13) November 4, 2022
(7通貨0.4円間隔+α):+23,702円
土曜の朝活更新。
10月の損益からまだ頭の切り替えが完了しておらず、
利益が少なく感じられてしまう😅
それと新規数と決済数が同じ位に収まる、この形が一番安心です👍
鈴さん(@semiritaia_suzu)の設定を参考#トラリピ鈴 #トラリピ pic.twitter.com/AxLm7teNKv
トラリピ始めて1ヶ月…
— あおい (@chibimantis) November 6, 2022
初月でこんなに利益でると思っていなかったので、本当に感謝しかない(人*´∀`)。*゚✨
ありがたい❤️❤️
*10月トータル利益*304,081円#マネースクエア#トラリピ#トラリピあっきん pic.twitter.com/gVSQGXakuj
10月のトラリピ実績報告です。
— yax (@InvestYax) November 1, 2022
初めて2ヶ月目ですが、85,000円くらいになるとはびっくり#トラリピ pic.twitter.com/wopgcgBoKP
トラリピでコツコツ利益が出るのは本当にいいです。
日々資産が積み上がっていくと、やはりテンションが上がります。
「お金以外に大事なものはある」と思っていた人ですが、やはりお金は大事だと実感しています。
不労所得をゲットしたい人は、ぜひ参考にしてください。
今月からでも運用益が得られるトラリピ。
2019年からの運用で、累計売買損益+100万円突破
毎月コツコツ運用益を得ています。
まとめ:トラリピ安全設定で始めたい方は「始め方完全版記事へ」
トラリピをまだ始めてない方に向けて、当ブログではいろんな始め方を紹介しています。
- トラリピ安全設定(当記事のローリスクプラン)
- 資金別のプラン(ミドルリスク)
大事なのはリスクを想定して、自身に合った投資をすることです。
トラリピの具体的な始め方は「トラリピの始め方完全版!口座開設と不労所得を得る設定を動画付で解説」に詳しく書いています。
口座開設すると公式サイトの戦略やトラリピに関する様々なコンテンツが見られます。
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今月からでも運用益が得られるトラリピ。
2019年からの運用で、累計売買損益+100万円突破
毎月コツコツ運用益を得ています。