「トラリピは儲からないの?どれくらい稼げるのか知りたい!」
そんなお悩みを2019年からトラリピを運用している筆者が解説します。
トラリピをせっかく始めても、全然儲からないなんてことになったら本末転倒ですよね。
運用益は年間50万円前後が多く、累計100万円以上トラリピで儲かりました。
- トラリピがどれくらい儲かるのか?
- 儲からないと言われている理由
- 運用益をさらに出したい時はどうすればいいのか?
こういった内容をまとめてますので、トラリピが少しでも気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
目次
トラリピは儲からないことはない。年利10%達成は可能です
トラリピの実績は、2020年・2021年は好調、2022年は不調でした。
ただ、公式サイトの戦略が充実してきており、トラリピは使いやすくなっています。
2022年は不調でした。
2022年は円安の影響を受けて、若干苦しい展開でした。
ただ、ポジションは増えているので、2023年以降に期待です。
自動で資産が増えていけば良いので、気長に待ちたいと思います。
2021年の実績
上記画像は2021年の運用実績です。
年間50万円程度の運用益が出ています。
運用金額は402万円だったので、2021年は好調でした。
- 入出金累計:402万円
- 売買損益:57万159円
- スワップ損益:-1万8,098円
- 受渡前スワップ累計:-9万749円
売買損益からスワップ損益を引くと、おおよそ55万円の運用益となっています。
2020年の実績
2020年は預託証拠金が305万円だったのに対して、運用益が52万5,391円と大きくなっています。
パフォーマンスは2020年が良かったです。
今月からでも運用益が得られるトラリピ。
2019年からの運用で、累計売買損益+100万円突破
毎月コツコツ運用益を得ています。
トラリピが儲からないと感じる原因5選
トラリピが儲からないと感じてしまう原因は下記です。
- 儲かる時期と儲からない時期の差が激しい
- 損切りを繰り返すから儲からない
- 元本が小さいと運用益も小さくなる
- SNSでの爆益報告による「儲からない」錯覚
- 仮想通貨のように大幅上昇する投資対象が登場した
これらのポイントについて、1つ1つ見ていきます。
儲かる時期と儲からない時期の差が激しい
例えば、年間100万円運用益が出たすると、運用益は下記のようになります。
- 1月:3万円
- 2月:3万円
- 3月:3万円
- 4月:15万円
- 5月:30万円
- 6月:11万円
- 7月:8万円
- 8月:2万円
- 9月:10万円
- 10月:5万円
- 11月:5万円
- 12月:5万円
毎月安定的に利益が発生するわけではなく、利益が大きく発生する月が少しあって、他の月はあまり利益が発生しません。
1月〜3月のような値動きが半年〜1年以上続くこともあり、このようなつまらない値動きが「儲からない」と感じる原因です。
場合によっては1年間運用益がそこまで出ないケースもあります。
「2020年は儲かったけど、2021年から始めたから全然ダメ・・・」という感じになるかもしれません。
未来は誰にもわかりませんが、「儲かる時期と儲からない時期に差があるんだ」ということは理解しておきましょう。
損切りを繰り返すから儲からない
トラリピはそもそもどんな戦略でやってるかが大事です。
- 広いレンジで運用する→損切りしない
- 狭いレンジで運用する→損切りもする
トラリピを長期運用するには損切りせずに、含み損を抱えたままにします。
損切りを繰り返していると、一番利益が取れるおいしいところで利益を取れなくなってしまうので、注意するようにしてください。
大きく利益を得た後につまらない値動きをすると、「もっと利益を得たい」という気持ちになりますが、ロスカットに近づいてしまいます。
元本が小さいと運用益も小さくなる
元本が小さいと運用益も小さくなります。
- 1000万円の10%=年間100万円
- 100万円の10%=年間10万円
- 30万円の10%=年間3万円
このように投資は元本勝負なところがあります。
「じゃあ、私は運用しても意味ないのか・・・」と思うかもしれませんが、小さな金額でもリターンを得ることが将来とてつもなく大きな差になります。
私自身も最初は30万円で運用していましたが、運用益が積み重なるとモチベーションがだんだん上がってきて、運用金額を増やそうと頑張るようになるんです。
最初はつまらないかもしれませんが、小さいことからコツコツ始めていくのが資産を大きくする近道だと確信しています。
SNSでの爆益報告による「儲からない」錯覚
投資を始めると投資の勉強をするために、SNSやYouTubeで勉強することになるかと思います。
SNSを見ると爆益報告がかなりたくさんあり、100万円以上稼いだ報告や中には数千万円単位で稼いだという報告も出てくるはずです。
そういった報告を見てしまうと「自分は全然稼げてない・・・」と落ち込んでしまうことがあるんですが、他の人の報告に惑わされないことが大切です。
【失敗の典型的なパターン】
- SNSで爆益報告を見てしまう
- もっと稼げる方法はないかと焦り出す
- 初心者では到底難しい方法に挑戦する
- 最初のうちは利益が出る
- どこかで大きな損失を食らってしまう
これが典型的な失敗パターンです。
取り返しがつかないことになりかねないので、注意しましょう。
仮想通貨のように大幅上昇する投資対象が登場した
人間どうしても他の投資対象と比較したくなってしまいます。
仮想通貨は1年で数倍になったり、場合によっては1ヶ月で数倍になるケースもあります。
大幅上昇する投資対象が出てきたことで、「トラリピは儲からない」と錯覚に陥るんです。
しかし、年利10%超えはそう簡単ではありません。
- 投資の年利の通常水準を知る
- 仮想通貨やブームを基準としない
- SNSの「爆益」に踊らされない
「儲からない」のではなく、「他の投資と比べて利益が出ていない」だけかもしれません。
リターンが大きいということはリスクも大きいということ。
他人との比較ではなく、自分の利益率が何%になっているのかを冷静に見ていきましょう!
トラリピが儲からない時に絶対に頭に入れておきたい投資考え方
トラリピが儲からない時に押さえておきたい考え方は下記の3つです
- 利益率10%は相当いいと認識すること
- 他人ではなく、自分を重要視すること
- 一番利益が出るタイミングを知っておくこと
儲からない時は退屈ですが、危険も潜んでいます。
利益率10%は相当いいと認識する
先ほども書きましたが、トラリピは儲かる時期とそうでない時期の差があります。
ただ、長いスパンで見た時に、利益率10%は狙えます。
トラリピが儲かってない時期は他の投資対象で運用益が出ることが多いです。
- 株が好調の時はトラリピの値動きが小さい
- 「トラリピより株に投資しておけばよかった・・・」と後悔
- トラリピに不満を感じる
こんな感じで、儲かってないと錯覚してしまうんです。
ただ、利益率10%を達成するのはそう簡単なことではありません。
自分の運用が市場の平均と比べてどれくらいなのかを常に意識するようにしましょう。
利益率10%は相当いいパフォーマンスです。
他人ではなく、自分を最重要視すること
他人ではなく、自分を最重要視することはものすごく大切。
自分の中の「芯」がないから、他の人の爆益を見てしまい、心が揺らいでしまうんです。
投資にはいろんな戦略があるので、どれも成功であり失敗です。
【重要なこと】
- 自分がどんな運用をしているのか?
- 他の人の運用戦略と違うことを認識する
- 目先の情報に惑わされない
このブログの設定はトラリピ年利30%超えは可能か?リスク管理軽視で勝負する人向け設定公開を除き、全て利益率10%をやや超える程度で、リーマンショック以外のリスクに耐えながら運用する設定です。
戦略同士がごちゃ混ぜになってしまうと、目指している目的がわからなくなるので、自分自身はどんな目的で運用しているのかを明確にしてください。
一番利益が出るタイミングを知っておくこと
トラリピで最も利益が出るのは為替が大変動している時です。
つまり、市場に動揺が広がっている時です。
- 経済危機がやってきた
- 金融政策が変更された
- 世界を襲う危機がやってきた
株価が急下落した時なんかはその典型例で、市場に不安が広がっている時がトラリピの一番おいしい局面。
つまり、株や仮想通貨に投資している人が苦しんでいる局面がチャンスなんです。
逆に、株や仮想通貨で利益が出ている局面ではトラリピの利益は少なくなる可能性高いです。
2020年4月以降は株が上昇してて、トラリピがそこまで利益を出してない状態が続いてますが、やがてトラリピが利益を大きく出す「トラリピのターン」がやってくるでしょう。
トラリピが儲からない時に絶対やってはいけない行動
トラリピが儲からない時に絶対やってはいけない行動は
- 戦略なしに設定を追加する
- 追加資金を他の投資などでなくしてしまう
この2つです。
戦略なしに設定を追加する
設定を追加すること自体は決して悪いことではありません。
ただ、戦略なしに「儲かっていないから」という理由だけで、設定を追加するのは危険です。
そもそも設定は「最もトラリピが動く局面」を想定して作っています。
普段はつまらない動きでも、いざという時になんとかなる確率が高いというわけです。
トラリピで損をする典型的なパターンは下記です。
- つまらない値動きの日が全体の9割以上
- なかなか注文が動かないので、設定を戦略なしに追加
- 1割以下の激しい値動きの日にロスカット
本当の意味で値動きが激しい日は1年に1回以下です。
つまらない値動きに飽きて、注文をどんどん追加するのはやめましょう。
追加資金を他の投資などでなくしてしまう
トラリピに限らずですが、常に追加資金を確保しながらやるのが基本です。
いざという時に、追加資金がないとロスカットレートを拡張できませんし、何より精神的な余裕がなくなってしまいます。
儲からない時は「もっと投資したい」と思ってしまうのが人間です。
ただ、その気持ちを抑えて、しっかりと追加資金を確保しておきましょう。
それが将来のリスク管理に繋がります。
トラリピは長期で見れば儲かっています。
トラリピは長期で見れば儲かっています。
年利10%を超えたのが2020年・2021年で、十分なパフォーマンスです。
<トラリピのメリット>
- 自動で売買できる
- パフォーマンスも良い
- トレードの知識不要
私は2019年にトラリピを始めましたが、始めて良かったなと心の底から思っています。
お金に対する知識が格段に増え、資産が増えています。
不労所得は人生を変えるので、ぜひトラリピに挑戦してみてください。
まとめ:トラリピ運用益は100万円を突破。年利10%程度なら儲かる
トラリピは年利10%程度なら、十分に狙える投資です。
投資の世界で年利10%を出すのは簡単ではないので、儲かる可能性がある投資だと言って良いでしょう。
トラリピ1番のメリットは、時間の自由度です。
時間とお金の両方を作りたい方は、ぜひトラリピを始めてみてください。
今月からでも運用益が得られるトラリピ。
2019年からの運用で、累計売買損益+100万円突破
毎月コツコツ運用益を得ています。