「トラリピを500万円で運用したい!」と思っていませんか?
そんな方に向けて、この記事ではトラリピを500万円で運用するプランをまとめました。
プランの大まかな内容は下記です。
- 利益率は年間10%ほどを想定
- ロスカットはリーマンショックより後には起こっていない計算
- トラリピ初めての方がいきなり運用する金額ではない
これらのポイントを中心に、具体的な500万円設定プランを作りましたので、参考にしてみてくださいね♪
目次
トラリピ500万円設定は100万円プランと1000万円プランの融合
100万円運用プランと1000万円運用(月10万円運用益)プランの融合です。
- 100万円プランの設定:NZドル/円、NZドル/米ドル、豪ドル/円、ドル/円、ユーロ/円
- 1000万円プランの設定:豪ドル/NZドル、加ドル/円
運用額を増やしていく際は1000万円プランの設定を随時追加設定しています。
このあたりの追加設定に関してはトラリピを100万円で運用する「初心者月収1万円プラン」の設定方法に書いてますので、参考にしてみてください。
では、500万円運用はどのような設定になっているのかを見ていきましょう。
トラリピを500万円で運用する設定
トラリピ500万円設定を通貨ペア別にまとめました。
設定画面の画像もあるので、1つずつ設定してみてくださいね。
豪ドル/NZドル(AUD/NZD)の設定
通貨ペア | 設定 |
豪ドル/NZドル (AUD/NZD) | 買:1.00200~1.15000 売:1.15000~1.30000 注文金額(万):0.1 トラップ本数:76本 トラップ値幅:0.00200 利益値幅:0.00700ドル 追加設定:設定なし (メモは自分がわかりやすいように記入) |
【買い設定】
【売り設定】
加ドル/円(CAD/JPY)の設定
通貨ペア | 設定 |
加ドル/円 (CAD/JPY) | 買:73円〜93円 売:93円〜113円 注文金額(万):0.1 トラップ本数:101本 トラップ値幅:0.200 利益値幅:0.700 追加設定:設定なし (メモは自分がわかりやすいように記入) |
【買い設定】
【売り設定】
NZドル/円(NZD/JPY)の設定
通貨ペア | 設定 |
NZドル/円 (NZD/JPY) | 買:50円〜70円 売:70円〜90円 注文金額(万):0.1 トラップ本数:51本 トラップ値幅:0.400円 利益値幅:0.700 追加設定:設定なし (メモは自分がわかりやすいように記入) |
【買い設定】
【売り設定】
NZドル/米ドル(NZD/USD)の設定
通貨ペア | 設定 |
NZドル/米ドル (NZD/USD) | 買:0.55200~0.70000 売:0.70000~0.84800 注文金額(万):0.1 トラップ本数:38本 トラップ値幅:0.00400 利益値幅:0.00700 追加設定:設定なし (メモは自分がわかりやすいように記入) |
【買い設定】
【売り設定】
豪ドル/円(AUD/JPY)の設定
通貨ペア | 設定 |
豪ドル/円 (AUD/JPY) | 買:60.200~83.000 売:83.000~105.800 注文金額(万):0.1 トラップ本数:58本 トラップ値幅:0.400 利益値幅:0.800 追加設定:設定なし (メモは自分がわかりやすいように記入) |
【買い設定】
【売り設定】
ドル/円(USD/JPY)の設定
通貨ペア | 設定 |
ドル/円 (USD/JPY) | 買:85.200~108.000 売:108.400~131.200 注文金額(万):0.1 トラップ本数:58本 トラップ値幅:0.400 利益値幅:0.700 追加設定:設定なし (メモは自分がわかりやすいように記入) |
【買い設定】
【売り設定】
ユーロ/円(EUR/JPY)の設定
通貨ペア | 設定 |
ユーロ/円 (EUR/JPY) | 買:100.200~125.000 売:125.000~149.800 注文金額(万):0.1 トラップ本数:63本 トラップ値幅:0.400 利益値幅:0.9 追加設定:設定なし (メモは自分がわかりやすいように記入) |
【買い設定】
【売り設定】
今月からでも運用益が得られるトラリピ。
2019年からの運用で、累計売買損益+100万円突破
毎月コツコツ運用益を得ています。
トラリピ500万円設定の注意点とリスク
トラリピ500万円設定の注意点とリスクは、
- 追加設定のタイミングに注意
- ロスカットのリスクあり
- 撤退が難しいので、いきなりの運用に向かない
このあたりが挙げられます。
トラリピ500万円設定の注意点とリスク① 追加設定のタイミング
注意点は追加設定のタイミングです。
下の2つの記事で追加タイミングについては解説していますが、設定追加のタイミング次第でリスクが大きくなったり小さくなったりします。
リスクを大きく取り、リターンを重視する方は早めに追加設定して構いません。
反対にリスクをそれほど大きく取りたくない方は遅めの設定追加にしましょう。
運用金額が大きいので、追加設定のタイミングを自分で判断できるようになるまで、トラリピ設定を勉強できるといい運用ができますよ。
トラリピ500万円設定の注意点とリスク② ロスカットのリスクあり
トラリピ全ての設定に言えることですが、ロスカットがあります。
この記事の設定ではそう簡単にロスカットはしませんが、何が起こるかわからないのが投資です。
過去の実績ではリーマンショック以降はロスカットしてない計算になりますが、為替がどこまで変動したらロスカットするのかはある程度事前に計算しておいた方がいいでしょう。
ロスカットレートの計算はざっくりで構いませんが、だいたいどれぐらいかは把握しておかないといざという時対応できません。
トラリピで100万円以上運用する場合はロスカットレートを大まかでもいいので、把握するようにしましょう。
トラリピ500万円設定の注意点とリスク③ 撤退が難しいので、いきなりの運用には向かない
トラリピをまだ運用したことがない方で、いきなり500万円設定にするのはおすすめできません。
仮に自分に合わない投資だとわかっても、撤退するのが難しいためです。
【500万円設定の撤退が難しい理由】
- 注文本数が多い
- 含み損を多く抱えているケースがある
- 運用終了は含み損が減ったタイミングになる
すぐに撤退できるかどうかは為替次第。
30万円運用などで、トラリピが自分にあった投資なのかを確認した上で、500万円設定に移行しましょう。
トラリピ500万円設定の狙い〜利益率10%やや超え狙い〜
トラリピ500万円設定の狙いは
- 10%ほどの運用益
- セミリタイアへ大きな前進
となっています。
それぞれ詳しくみていきましょう。
10%ほどの運用益に期待
500万円設定では10%を超える運用益を狙っています。
為替の変動次第で運用益が大きくなったり小さくなったりはしますが、平均すると10%ほどになる見込みです。
毎月安定的に運用益が出るわけではないので、注意してください。
【トラリピ500万円設定の狙い】
- 年間50万円以上の運用益
- 今後の運用がしやすいよう追加設定も可能
- できる限りロスカットしない設定に(コロナショックではロスカットしない)
500万円設定でセミリタイアとはいきませんが、生活に足しになるぐらいの収入にはなります。
「トラリピで家賃が払える」ぐらいの収入になるのが500万円設定だと思ってくださいね♪
セミリタイアへの大きな前進
月5万円ほど運用益が出るとモチベーションもかなり上がってきます。
家計的にもかなり余裕が出てきますし、セミリタイアへの希望も膨らんでくる金額です。
- 500万円で生活が楽になるぐらいの運用益を体感する
- 運用金額を増やすモチベーションが大きくなる
- セミリタイアに近づく
1000万円ほど運用できるようになれば、運用益は月平均10万円を超えてきます。
500万円運用はセミリタイアに大きく前進し、セミリタイアの現実味を帯びる設定です。
トラリピ500万円設定がおすすめじゃない人
トラリピの500万円設定がおすすめじゃない人は次のような人です。
- 少額でトラリピを運用した経験がない人
- 2~3年後の資産倍を目指す人
少額でトラリピを運用した経験がない人
トラリピはまず30万円程度で運用するのがおすすめです。
少額で運用しつつ、操作方法や設定の仕組みをしっかり理解して、その後で本格的な運用に入っていくのが理想的。
- 30万円でおためし運用
- 操作方法や仕組みを理解する
- トラリピが気に入ったら、高額運用へ移行
少額で運用することなく、いきなり500万円程度のお金を運用するとなると、仕組みを理解しないまま莫大な財産を運用してしまうことになります。
それはおすすめしない方法です。いきなり高額運用する方は500万円設定に向いてないと言えます。
2~3年後に資産倍を目指す人
トラリピ500万円プランは利益率10%程度を継続していく設定です。
資産を倍にするような設定ではありません。ただ、資産を2倍にするような設定はかなりのリスクを伴い、大きく資産を減らしてしまう可能性があります。
- 2年〜3年で資産倍を目指す:大きく資産を減らしてしまうリスクもある
- 利益率10%やや越えを狙う:長期的に資産を増やしやすい(リスクは小さくなる)
500万円設定はメンタル的にそこまで無理することなく、5年〜10年スパンで資産を増やしていくものです。
数年で資産を倍にしたいという方はトラリピ500万円設定に向いてないと言えます。
トラリピ500万円設定がおすすめの人
トラリピ500万円設定がおすすめの人は次のような人です。
- 毎月決済益を得たい人
- 運用益より時間的余裕を優先したい人
このような人はトラリピ500万円設定がおすすめです。
毎月決済益を得たい人
トラリピは細かく決済される点が魅力です。
つみたてNISAやiDeCoなどの投資は長期的に資産を増やせますが、毎月決済益が出るわけではありません。「つみたてNISAで月1万円増えた!」なんてことはあまり言いませんよね。
トラリピは細かく決済を繰り返す運用方法です。仮に500万円を運用した時のシミュレーションは次のとおりです。
【500万円運用のシミュレーション】
- 月5万円決済される(上下動はあります)
- 運用金額が505万円になる
- 5万円を引き出したり、トラリピの追加投資資金にできる
毎月細かく決済されるのがトラリピの魅力です。利益が毎月確定していくので、つみたてNISAとは違い、「今お金が増えている」実感があります。
つみたてNISAやiDeCoとは違い、トラリピの運用益は今のお金を増やせます。
運用益より時間的余裕を優先したい人
トラリピの魅力は時間的余裕ができることです。
仮想通貨や株で毎日トレードすると儲かるかもしれませんが、神経をすり減らしてしまいます。損をした時のショックも計り知れません。
トラリピはたまにメンテナンスすればいいだけで、基本的に設定はいじりません。私は1ヶ月に1回だけ設定をチェックしてますが、その程度の頻度です。
【トラリピの設定を確認する時】
- ブログ記事を書く時
- ロスカットレートに近づいた時
- 積極的に売買したくなった時
多くの人はロスカットレートに近づいた時以外はメンテナンスする必要がありません。トレードに時間をかけなくていい分、旅行に行ったり、仕事に集中できたりします。
「最初にしっかりした設定をして、1ヶ月に数時間だけ設定を見直して、月5万円ぐらいの収益を得る」
この感覚に魅力を感じる人はトラリピ500万円設定に向いています。
トラリピの口座開設方法・始め方
トラリピの始め方はトラリピの始め方完全版!動画付で口座開設方法と設定の道筋を解説で紹介しています。
- マネースクエアで口座開設
- 入金する
- トラリピを注文する
この手順で運用できます。注文方法や動画や上記の記事でやり方は解説してますので、確認しながら進めてみてください。
まとめ:トラリピ500万円設定!初めての運用は少額から(30万円あたり)
トラリピをまだ運用したことがない方がいきなり500万円で運用するのは危険です。
まずは30万円程度の少額で運用するようにしましょう。
【初心者の方向けの少額設定】
まずは少額で運用しながらトラリピの値動きや設定方法を理解して、いいと思ったら設定を拡大していきましょう。
運用に500万円程度の予算がある方はこの記事の設定を参考にしてみてください。
メリットとデメリットをしっかり把握して、いい資産運用をしていきましょう。